孤独を抱きしめて

かつて大好きだった彼に、こんな形で再会するなんて。

■ワイン醸造の盛んなカリフォルニアのナパ・バレーに、マギーは造園の設計者としてニューヨークから十年ぶりに帰郷した。幸運にも、勤めている会社がこちらの仕事の依頼を受けたのだ。妊娠四カ月半という身重の体でただひとり帰ってきたのは、妻子ある相手の男が中絶するよう強く迫ったからだ。両親が旅行中のため、マギーは家のスペアキーを持つニコロを訪ねた。ワイナリーの経営者であるニコロは亡き兄の親友で、十代のころ彼に夢中だったマギーは大胆な誘惑を試みて、あっさり拒絶された苦い思い出がある。それ以来ニコロと会わないようにしてきたが、この際やむを得ない。ところが彼は、最近このあたりで物騒な事件が起こったから、自分の家に滞在するよう主張し、譲らない。そしてついに、彼女はニコロに妊娠の事実を知られてしまう……。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 2

  miikybellさん

  2015-08-18
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  少女のころからずっと好きだったヒーローに背伸びして迫って、拒絶されて。という過去とヒロイン兄の死の真相を秘密にしていたという『悪い過去』がのしかかってます。ヒーローの物言いがハーレーにおけるザ・イタリア男なのか？と思うとちょっとムカつくところはあるんですが、それ以上にヒロインの口が減らないというか、可愛げがない女は嫌いだなぁ。お腹の子の異母兄弟のために・・・っていうヒロインの行動もやさしいいうよりただただ愚か。すでにヒーローから大金を受け取った男がまた無心してきてお金を渡してもまともなことに使うとは思えないでしょ。そんなこともわからんのかな？このヒロインは。それなのに、最終的にヒーローが謝罪するってどうなの？読後感が悪いので、再読なし！決定。

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