




乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ
1420年、ボヘミア王国。戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の端緒となった「フス戦争」をモチーフに、少女の視点で、史実に基づいた凄惨な戦争を描く歴史巨編!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
表紙はカワイイ女の子ですが、タイトルの「戦争」の文字は伊達じゃぁありません。
重い、骨太の歴史漫画です。
時は15世紀、ところはボヘミア王国、今のチェコ。宗教改革の始まりフス戦争を舞台にした物語です。
フス戦争ってなんだったっけ、という疑問符が頭の上に飛び出したかもしれませんが、そこは置いておいてまずは読んでいただきたい。
のですが、そのまえに一応注意点。申しました通り、ガチの中世の戦争を描いてますので、どストレートに切ったり突いたりひしゃげたりして人が死にます。略奪、殺戮当たり前ですので、そういうのが苦手な方は避けたほうがよろしいかと思います。
ですが、だからこそ、登場人物が、ストーリーがビシビシ伝わってきます。史実に基づき描かれる戦争の物語は、教科書を読んで空欄を埋めるのとは訳が違います。楽しんでくださいとは言えません。是非、読んでください。
あ。最新3巻は、紙書籍版と同時配信ですので、どうぞ安心して最新刊までお読みください。
(編集:五十川|作成日:2015/1/6 )