「日本の昔ばなし」 単行本 第十八巻 さるかに編【フルカラー】
作品詳細
- 発行 eEHON コミックス
- ジャンル 絵本
- レーベル eEHON コミックス
- シリーズ 日本の昔ばなしシリーズ
- レビュー
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品
【フルカラー367ページ6作品収録】
『さるかに』
カニのおっ母は、通りすがりの猿に乞われて、握り飯と柿の種を交換してやる。おっ母が畑に柿の種をまくと、種は見る間に柿の木へと成長してたくさんの実がなった。再びやって来た猿は柿の実を独り占めしたうえ、おっ母に柿を投げつける。病気になったおっ母に代わり、三匹の子ガニが猿を懲らしめに山に向かった。一行にハチとクリと臼と牛のクソどんが加わり、憎い猿の住む山を目指して行った…。
『大年の客』
大晦日に旅人を泊め、温かくもてなす貧しい家族。旅人はお礼に元日の若水をくもうとして、井戸に落ちてしまう。驚いて駆けつけた家族は、井戸の旅人に言われるまま、身上身上と掛け声をかけながら引き上げる。それ以来、この貧しい家は幸運が続き裕福になっていった。これを知った隣の長者は、自分の家も身上を上げてもらおうと大晦日の旅人を待ちかまえる。
『おしらさま』
長者の娘と仔馬は、きょうだいのように仲良く育った。しかし、大きくなり娘と引き離された馬は、売られていく途中、みずから海に身をなげる。娘は悲しみのあまり、機織りに小屋に閉じこもってしまった。心配した長者が小屋の戸を開けようとしたとき、天を駆けて馬が現れる。
『町のねずみと田舎のねずみ』
田舎でのんびりと暮らしていた若者ねずみは、商人ねずみから町の話を聞いて、すっかり町に憧れてしまう。そこで若者ねずみは町で暮らす叔父さんを訪ねてゆくことにした。荷車でやってきた町は、とっても賑やか。しかし、路地に入れば恐ろしい野良猫が!なんとか叔父さんの家にたどり着いて、ようやくご馳走にありつくが、それもつかの間、今度は仲居さんがホウキで追いかけてきた!
『茗荷女房』
ちっとも客の寄り付かない峠の宿屋に、ある日たんまり金を持った客がやってくる。帳場で客の財布を預かった抜目ない主と女房は、なんとか金を我が物にしたかった。そこで、物忘れの激しくなる茗荷を客にたらふく食べさせて、財布のことを忘れさせようと企む。
『菜飯八兵衛』
貧乏で毎日菜飯ばかりを食べている八兵衛さん。包丁がなければ菜飯は出来ぬと、包丁を隠してしまう。ところが、その日に限って、婆さんが魚をもらってきた。包丁はどこにいった?仕方なく、八兵衛さんは占いのマネをして包丁のありかを教えるが、さあ大変!
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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「日本の昔ばなし」 単行本 第十八巻 さるかに編【フルカラー】
【フルカラー367ページ6作品収録】
『さるかに』
カニのおっ母は、通りすがりの猿に乞われて、握り飯と柿の種を交換してやる。おっ母が畑に柿の種をまくと、種は見る間に柿の木へと成長してたくさんの実がなった。再びやって来た猿は柿の実を独り占めしたうえ、おっ母に柿を投げつける。病気になったおっ母に代わり、三匹の子ガニが猿を懲らしめに山に向かった。一行にハチとクリと臼と牛のクソどんが加わり、憎い猿の住む山を目指して行った…。
『大年の客』
大晦日に旅人を泊め、温かくもてなす貧しい家族。旅人はお礼に元日の若水をくもうとして、井戸に落ちてしまう。驚いて駆けつけた家族は、井戸の旅人に言われるまま、身上身上と掛け声をかけながら引き上げる。それ以来、この貧しい家は幸運が続き裕福になっていった。これを知った隣の長者は、自分の家も身上を上げてもらおうと大晦日の旅人を待ちかまえる。
『おしらさま』
長者の娘と仔馬は、きょうだいのように仲良く育った。しかし、大きくなり娘と引き離された馬は、売られていく途中、みずから海に身をなげる。娘は悲しみのあまり、機織りに小屋に閉じこもってしまった。心配した長者が小屋の戸を開けようとしたとき、天を駆けて馬が現れる。
『町のねずみと田舎のねずみ』
田舎でのんびりと暮らしていた若者ねずみは、商人ねずみから町の話を聞いて、すっかり町に憧れてしまう。そこで若者ねずみは町で暮らす叔父さんを訪ねてゆくことにした。荷車でやってきた町は、とっても賑やか。しかし、路地に入れば恐ろしい野良猫が!なんとか叔父さんの家にたどり着いて、ようやくご馳走にありつくが、それもつかの間、今度は仲居さんがホウキで追いかけてきた!
『茗荷女房』
ちっとも客の寄り付かない峠の宿屋に、ある日たんまり金を持った客がやってくる。帳場で客の財布を預かった抜目ない主と女房は、なんとか金を我が物にしたかった。そこで、物忘れの激しくなる茗荷を客にたらふく食べさせて、財布のことを忘れさせようと企む。
『菜飯八兵衛』
貧乏で毎日菜飯ばかりを食べている八兵衛さん。包丁がなければ菜飯は出来ぬと、包丁を隠してしまう。ところが、その日に限って、婆さんが魚をもらってきた。包丁はどこにいった?仕方なく、八兵衛さんは占いのマネをして包丁のありかを教えるが、さあ大変!【全367ページ】
配信日:2025/05/04
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