レビュー一覧

世間知らずだけれど凛とした勝ち気なヒロインと、彼女を全力で守る美しい優しいヒーローにドキドキしながら読みました。ヒロイン息子が聡明で、本当に可愛いかったなあ～

ハラハラするシーンにときめくラブロマンスと読む手が止まらない楽しさでした。

ストーリーは良かったのですが絵がヒストリカルには合っていない感じがしました。

ヒロインが大公妃の割に活発でヒーローがヒロインに対して寛容かつとても優しいです。ヒロインのお子さんはすごく器が大きいので良い大公になるでしょうね。

HQの萩丸先生の作品の中では異色なヒーローです。ヒストリカルものなので身分の違いがヒーローに冷静さを加え萩丸先生の作品に多い傲慢なヒーローとは一線をがしています。が、やはり感情が爆発してヒロインを突き放すシーンになると萩丸先生らしいヒーローになりました、ヒロインは母親として愛情深く女性としても無邪気さを兼ね備えており可愛らしい人でした。母親として息子の幸せを願い女性としての幸せを犠牲にしていたヒロインですが、ヒーローと出会い女性としての幸せを得られた物語として仕上がっています。ヒストリカルはファンタジーとして読めていいですね。

頼れるヒーローとの逃避行の様子と時代の雰囲気がとても楽しめました

ボディーガードとのロマンスは多いけど、ヒストリカルと身分差が加わって面白かったです

身分差がより一層ロマンスを引き立てててよかったです