レビュー一覧

薄幸受けは嫌いじゃないんですが、どうも受けの卑屈さが鼻についてしまって鬱陶しかったです。

もうキュンキュンです。受けも好みです。…あぶなくまわされそうになりますが、すんでの所で助かります。何度も読み返しました。

すれ違いものの両片思い設定が大好きなので購入しました。受けの卑屈さはレビューを読んで覚悟はしていましたし、すれ違うためには必要なものだと思っていたのですが、それにしても…という感じ。受けも攻めもあまり魅力的なキャラクターに感じられませんでした。むしろ当て馬がふつうにいい子でかわいそうになってしまいました。そして、最後の方に暴力・攻め以外からの無理矢理描写があり最後まで読むのが辛かったです。ギリセーフ、というような感想を読みましたが、私的にはセーフではありませんでした。苦手な方は要注意です。

愛の奴隷、内容にピッタリのタイトル。盲目的な主人公は勿論、相手も狂気な部分があるので、二人ともお互いの奴隷なんだなと。ただ、会話がなさ過ぎてすれ違っただけとも言えるので、これからは会話してねと思いました。

なかなかじれったい二人でした。でも、二人ともお互いのことを思っているから仕方がないけど、二人のいちゃいちゃしてるところも読みたかったです。

ほんとにタイトルどうりの奴隷って感じで好みのキャラやストーリーからは外れていました。もう少し対等な感じでいて欲しかったと思うくらい。気持ちのやり取りの部分でなんだそれと思うくらい横暴な攻めと尽くして帰りを待つ受けのストーリー展開。もうあまり読みたくないです。

水原作品の「受けが可哀想な目に遭う」シーンってどうしてこんなに色気があるのか？？めちゃくちゃ萌えました。主人公2人は長年すれ違ってる焦れったい関係性ですが、出会った頃（高校生）から攻めの独占欲が激しくて好きでした。今作品は受けが小児まひの後遺症で片足が少し不自由で、筋肉のつき方にも左右で偏りがある設定。高校生の頃、攻めの部屋（極道のお屋敷）で足を見せるよう半ば強引に迫られるシーンが物凄くドキドキしました。

この曖昧な関係をいつまで続けるつもりだったんでしょう。

独特な雰囲気の作品でした長かった（笑）でもすごいボリューム！面白かったです