レビュー一覧

ある程度年齢を重ねた2人の恋物語。乙女のようなお花ちゃんがかわいかったです。的場さんの嫉妬シーンも胸キュンです！

作者買いです。ノンケ同士のカップルのお話。それぞれの視点と、親友の視点から語られており、楽しむことができました。

11チケは高いけど、ページ数がかなりあるので、妥当かな。何気なく使っている「普通」って言葉。普通ってなに？普通じゃないってなに？と考えちゃいました。ノンケ同士なので、恋を自覚するまでも、してからも、想いが叶っても、グルグル悩みます。男のプライドが邪魔したり、意地を張ったり。「普通」じゃない恋愛が、いつしか2人にとっては、「普通」で「特別」なものへとなっている。この先も寄り添って生きて行くんだろうな、そんな風に思える作品でした。

人を好きになることって、誰にとっても普通のことでなく、特別な出来事。随分と回り道をしながら、そこに気づくまでをていねいに描いたお話。木下先生の挿絵が相変わらず本当にピッタリな作品。

こういう葛藤がかかれてる作品がだいすきなんです。 切なくてハラハラするようなの エロはほぼないのでそういうのがないと！って人には物足りないかもです。

榎田尤利先生らしい赤飯がキーワードになっています。

最初はなんかBLらしからぬ雰囲気で、2人とも情熱的でも無く、どこに恋愛に発展する要素があるんだろう、、、と逆に興味を惹かれてどんどん読み進めていました。初めての作者様でしたが、当たり！でした。激しいエチのシーンとか無いけど、勘違いして殴っちゃう辺りに本気の激情なんて感じてドキドキ！周りの人達のキャラも良く、スピンオフ等に登場して欲しいくらいです。

作者さん買いでしたが、肝心な趣向を変えてしまうほど「普通の同性」を好きになった動機がなんかあっさりしすぎで、その後のモヤモヤとした葛藤の描写に中だるみを感じてしまいました。

｢普通のひと｣ と言う題名に惹かれてしまいました。。。どんなにリアルに、どんなに地味に、どんなに不器用に、物語が進むのかと、変な期待感に一気読み。よくよく考えれば普通の定義など、個々に違うわけで、自分にとっての｢予想外の普通｣などあるわけないと気づいた読了後（≡≡；）有名な作家サンなんでぐいぐい読まされ飽きないのはさすがです。で、やっぱりBLだから受けは可愛い容姿なのですね(*^ｰ`)

作者買いですが、今回は外れかなぁ伏線も何もなく本当に普通でしたたぶん普通と言う概念にこだわりがあったのかもしれませんが、特に共感も反感も感じるところがありませんでした。榎田作品好きなだけに期待しすぎたのかもしれません。