レビュー一覧

小説からのコミカライズ。電車が見える風景に住む人々の日常、哀歓を描いた短編集で、短時間で読めるので良い。原作の川富士先生は高田郁先生の別名で、小説の時と漫画原作の時に使い分けている感じ。高田先生はみをつくしや、現在、小芝風花主演のあきない世傳の作者で、ご都合主義にならない程度にテンポよくストーリーを進める技量を持つことで知られている。

高田郁さんのファンです。みをつくし料理帖をテレビドラマ（私が好きなのは北川景子さん出演のほうです）で見て、文庫本を買いそろえ読みました。泣いて笑って何度も読み返しました。何年も経つのに今でも読み返すたびに泣き笑いです。この「ふるさと銀河線」は小説を読んでからのコミックです。みをつくしのほうはドラマを見てからの小説でした。どちらもどちらかだけでは足りないものを補完しているというか、うーん、何と言ったらいいのか…うまく言えません。ありがちなのは「原作のほうが良かった」「ドラマのほうが良かった」「コミックのほうが良かった」となりがちですが、「ふるさと銀河線」もテレビ朝日（私はこちらしか見ていないので）の「みをつくし料理帖」も私にとってはそれぞれが満点です（語彙が少なくて済みません）

みをつくしから高田先生にハマりました。出世花、あきない世傳。黒木華と森山未来さんの作品が好きです。川富士立夏原作があると知り購入しました。間違いなく高田郁先生の世界ですね。