レビュー一覧

絵はもう一歩な感じですが、絵風は悪くない印象でした。ボス系の王道パターンなお話ですが、結構面白く読めました。

ﾈﾀﾊﾞﾚ含みます。けなげゆえに過ちをおかすヒロインと話も聞かず嫌悪して罵るヒーロー。ハーレクイン作品の定番ですね。いい話でしたがヒーローにヒロインより先に元カノや元嫁との間に子供がいる話は好きではないので☆3です。

あのさ、なさぬ仲の子を育てるって、大変だと思うよ？これ系の話に多いけど。しかも、男が情緒欠落者…お金うなるほどあっても大変かも…まあ、夢物語だからいいのかな…絵はかわいらしかったです。

正直、ヒーローの親友のジェフが可哀想でした。親は過剰な厳格主義で子供を見ずに自分達の手の内で管理したい人達、愛する人は親友の元カノでしかも親友とヨリを戻し、密かに子供まで作ってたなんて。ヒーローも悪くないけど、親友の彼女に自分が別れてから手を出す鈍さや傲慢さが若干気になり、ヒロインの｢私なんか精神｣と初めと途中からの変身っぷりが違和感ありました。

究極の理想の花嫁？このヒーローバカですね。ネットショッピングで買い物するみたいに花嫁を選ぼうなんて、女性は物ではないのに。そんなヒーローのどこがいいのかさっぱりわかりません。やってることは最低です。ヒロインは本当にこんな男でいいのか？それにしても、もしリサが生きていたら、いつの時点でヒーローに真実を告げるつもりだったのでしょうか？もの凄く怖い復讐ですね。

なんだろう…ヒーローは最低男なのに、ヒロインがヒーローにそこまで惚れ込むのが不思議(ToT)ヒーロー親友＆元カノの子どもだと思っていたら、ヒーローと元カノとの子どもだったのは、なんぼなんでも、ヒーロー親友が可哀相過ぎる(；´Д｀)秋元先生の作画で、かろうじてヒロインが「いいオンナ」に見えるけど、色々な意味で『誰も幸せにならない』感じ。後味悪くて無期限にしませんでした(´д｀|||)

好みでは好きではないストーリーでした。絵はとても綺麗でしたが内容はいまひとつ理解出来ませんでした。ヒーローはなぜ元彼女と寝てしまったのか親友の彼女だったのに納得出来ません。信じられる人は父と親友だと言っているのにヒーローの行動は理解不能です。ヒロインも一途で健気ですがどちらの気持ちも伝わって来なくて残念です。

ヒーローがちっとも魅力的じゃなく見えるのは、髪型のせい？？　ほかは良いだけに、残念。

自分の子供でないのにその母親になる…なかなかできないことです。それを愛する人の子供だからと受け入れられるヒロインに脱帽。

原作は『愛が聖夜に舞い降りて』(暮林せな先生がコミック化されています)の関連作で、今回は声だけとはいえプレトリウス(『愛が聖夜に舞い降りて』のヒーローの伯父)とジェットが前作に引き続き出ています。話なんですけど、とにかくリサとジェフが可哀想だな、という印象です。ハーレクインではよく金目当ての女、とヒーローから蔑まれたヒロインがハッピーエンドを迎えるパターンがありますが、現実はリサみたいに意中の人とは結ばれないケースの方が多いだろうな。あと他の方たちも仰るように、ヒーローが人として何の魅力のない奴で、ヒロインが顔以外彼のどこを好きになったのかよく解らないのも難点でした。赤ちゃんが可愛かったのと、『愛が聖夜に舞い降りて』を読んだ後だと電話越しとはいえ、取引先相手と会話出来るようになったプレトリウスと助手になったジェット(まあ取引先相手にあのタメ口はダメだけど)の成長が見られたところは良かったかな、と思うのですが。