レビュー一覧

バイト先が同じ、順平(表紙右側、白髪、ノンケ、攻)と、いっちゃん(表紙左側、黒髪、ゲイ、受)のCP。順平の真っ直ぐな愛情と、穏やかにそれを受け入れているかに見えるいっちゃん、不器用な２人の気持ちの温度差が混じり合って、ちょうど良いぬるさになるまでのお話です。ヘテロにしろゲイにしろ、恋愛のスタート時点で２人の気持ちの強さが異なるのは、結構よくあることなので、そのあたりがリアルというか等身大なストーリーなのかな。その分、甘さだとかキュンキュンする感じが不足するように感じる人もいると思います。作品内容とは関係ありませんが、タイトルの英語訳『wait until tepid water』と、ショートストーリーの英語タイトル『we want to together』、どちらも英語としてはおかしく、違和感あります。編集や校正が気付かないのかなぁ。。。

いいです!お風呂が壊れるという日常の中でよくある出来事から始まり、スゴクリアルな感じ。トンデモナイ設定はどこにも無く、二人が過ごす生活の中で絆を深めあっています。幸せになってくれると信じられるカップル。

久しぶりに読み返しました。最近の作者様は「寄越す犬～」や「秋山くん」など、若干くせのある漫画を描かれているので、こういう普通の甘いお話がヒジョーに新鮮に映りました！エロはほとんどないですが、ひたすら二人の心情を丁寧に優しく描かれているのがすごく良いです！ただひとつ。いっくんがジュンペーのことを好きになったきっかけは何だったのかなあ…。なんにも描かれていないので、いつの間にジュンペーに好意を寄せていたの！？とちょっと疑問に思っちゃったんですよね…。でもでも、またこういう箸休め的な普通の甘い漫画が読みたいです！是非是非お願いいたします！！

ちょっと引くくらいの純粋病みBLイメージが強かった、のばらあいこさん。 毎回、痛い子もよく登場してて。 でもそんなのは今作で払拭されました！ 絵柄と話の雰囲気が、やわらかで甘い。小さいコマのしぐさに人柄がでてて素敵。 のばらさん長編モノ、良いです(^^＊) 続編がでるならぜひ読みたい！

悪くないんだけれど、毒が足りない（笑）。同人時代とか、「秋山くん」のような過激さやエロさはありません。でも絵は上手いし、チケットは安いし、同じカップルで一冊だし、お買い得です。★は甘めで5個です。

「秋山くん」が好きなのでこちらも購入しました。じゅんぺーは一途な年下ワンコで可愛かったです。いっちゃんが元カレをすごく好きだったのは伝わったけどじゅんぺーの事はいつから好きだったのかよくわかりませんでした。そのせいかじゅんぺーが可哀想になってしまいました。最後は仲良さそうな二人で良かったけど落ち着きすぎていてもっとラブラブな感じの二人が見たかったです。

「運命の相手」と結ばれる「奇跡の恋」もいいけれど、これはリアルな揺らぎを感じるお話。タイミングや相性や心の成熟だったり…実際には、“好き”だけではどうにもならない時もある。それでも長く一緒に居られたら所謂「ご縁」があったのだと。ただそれも振り返ってみれば思えること。日々の積み重ねがあればこそ…じゅんぺー君 2年で男っぷり上げてます。番外編とエピローグで、お話全体がグッと引き締まった印象に。いつかの相手もいつかの自分も、愛おしく思える日が来たら、幸せな大人になれたということかも。

可愛いけど、とてもかわいいけど、なんか物足りない、、、

お話は良くできていると思うのですけど、受のいっちゃんの性格があまり好きではなかったな。元彼を忘れられないでいるうちに、じゅんぺい君を受け入れるかに見せて、いざとなるとすっと消えて連絡もしない。その間の一途ばかワンコのじゅんぺい君の落ち込みようがあまりに不憫でした。じゅんぺい君ならもっといい人いたんじゃないかなーと思ってしまう。

何故このタイトルなのか、最後にわかりました。 順平目線で物語は進んでいきます。順平のいっちゃんへの気持ちが一途で健気で可愛かったです。王道かと思ったらちょっと違っててリアル感が増して面白かったです。全体的に優しくほのぼのしてます。 欲を言えばもう少し２人のイチャイチャが見たかったかなw