レビュー一覧

レビューを読んでいたので飼い方に問題ありというのは覚悟はしていました。しかし、まさかこんな結末になるとは…。感動の涙ではなく、ただただ可哀想だということに号泣しました。病気の危険性があるにもかかわらず、外に出して去勢もせずにいたことに腹が立ちました。自分も猫を飼っていますが、一晩中外に出していたり叩いたりととても可哀想で心が痛くなります。そんなことを絶対にさせたりはしません。獣医さんに言われていたのにも関わらず…本当に酷い。ネコ好きの人達が読んだら本当に心を痛める漫画だと思います。これで8チケはもったいないことをしたなぁと後悔。他にもっと猫漫画で心の温まる漫画はあったのに…。何があっても大丈夫、漫画だと割り切る方は読んでも大丈夫だと思います。しかし、ネコ好きであり、割り切れない私のような方は心を痛めるだけですのでオススメしません。絵の可愛さと、それ以外の話は微笑ましい部分もあるので☆2です。

ほんわかした猫の絵は可愛いのですが、作者の男性に好感が持てませんでした。サンプルの印象からどんどん好感度が下がる感じ。事故や病院の危険があるのに半外飼いだったり、おっとりしたオス猫を強く鍛えるために叩いたり、運動会の罰として家から締め出し、一晩中泣かせて放置したり(その後は怯えて二度と運動会しなくなったオチつき)猫好きの視点からみると『虐待じゃないのか、これ』という不愉快になるエピソードあったので微妙でした。親バカ全開のあざとい猫漫画が多い中、新鮮といえは新鮮ですが、8チケという高さの反動で、評価は低めです。作者なりに猫を可愛がっているのも解るのですが、私の期待したほのぼのさよりも、こんな飼い方して大丈夫なのか？という不安がチラつき楽しめませんでした。サンプルが1番可愛かったな。猫の絵は本当に可愛のでそれは☆5、内容でマイナス4です

猫キライな男性が猫に人生ごと救われるお話。実に不思議な縁です。この漫画が大好きで、オリジナルイラストカレンダーを買ってしまいました。アニメ化されないかな～。

私は号泣しました。否定的なレビューが多いような気がしますが、私はこんなに猫に優しくて、猫を愛し続ける方ってなかなかいないんじゃないかと思います。全巻読みましたが、最初は確かに猫への接し方や飼い方に眉をひそめる所もありました。クロちゃんは可哀想でしたが、猫の目線から見たらそうでもなかったかもしれません。命が燃え尽きようとしていく際、筆者に見守られて静かに息を引き取っていくシーン…殺処分される猫も多いのに、そんな風に見送られる猫がどのくらいいるのでしょうか。確かに自分の猫に肩入れし過ぎ感（やや過保護?）はありましたが、それは皆さん同じでしょう。むしろ筆者の必死な様子に微笑ましさを感じました。是非皆さんには、批判や飼い始め当初の無理解を気にするのではなく、純粋に猫と筆者の絆を感じて欲しいと思います。何気なく手に取った本でしたが、とても暖かく優しい気持ちと、猫の死など現実の厳しさ辛さの両方がミックスして、不思議な感動が続いています。辛いペットロスを乗り越え、猫たちと過ごした日々を丹念に思い出し、素敵な作品に仕上げられた筆者には、ただただ感謝です。

「クロ號」の杉作さんの本とあって飛びつきました。クロ號のモデルとなったクロとチン子ちゃんとの日々が読めてまたクロ號が読みたくなりました。他のレビューにあるように、今ではよく知られているようなネコの飼い方でのタブー(？)なども見受けられますが、私は昔はこうだったんだな…という感じで受け止めました。ネコと人間、少しずつお互いの存在が当たり前になる日々が描かれていてオススメです。この本読んだ方は、是非「クロ號」も読んでいただきたいです！

なんか猫の飼い方で批判的なコメントしてる人って愛がないなって思いました。猫を家の中で閉じ込めて、去勢して子供産めなくするのって人間のエゴだと思うし、人間の都合でやってるんだということを忘れていると思います。猫を物だと思ってるのかなって。我が家は完全室内飼いですが、いつもこの心の葛藤を抱えながら過ごしています。なので、作者の猫の飼い方を頭から否定する気にはなれません。確かに去勢や室内飼いは猫の寿命を伸ばしますがそれは本来の猫の本能を加味して、人間の箱の中だけの世界で一生を終わらせるのは果たして全ての猫にとって幸せなこと？作者だってもっとああしてやれば良かったこうしてやれば良かったって後悔してるし、選択を間違えたことを頭から否定する人は人間性が足りないなと思いました。私はこの作品を読んで涙が止まりませんでした。共感できる部分が多かったです。作者がクロとチン子ちゃんをただの猫としてでなく、クロとチン子という一つひとつの命として接していいたのが痛いほど伝わり、それゆえの葛藤をしているのがたまりませんでした。作者と猫の心が通じ合っている様は愛おしさが溢れていて、とても微笑ましかったです。

猫と暮らしている(いた)男性の話しです。昔の話しなせいか猫との暮らしかたに不快感がある場面もありました。が、昔の事と割り切って読むとそこまで不快にならないと思います。知識が無いだけで愛情がなかったとは感じないので。無知は罪だなとは感じますがね。

この表紙絵は反則モノ。これを見て読まずにいられるネコ好きはいないでしょう。レビュー色々ありますが、私はクロもチン子も幸せだったと思います。本来あの日拾われていなかったら死んでいたであろう命の猫たちが、のびのびと自由に生きることができた・・・それも愛されて。

我が家でも昔、放し飼いにして行方不明になった事がありやめました。昔と違い、クロちゃんのように猫エイズなどもあるからです。そして、今年の夏にチン子ちゃんと同じ柄で同じ歳の猫を亡くしましただから、余計に涙が止まりませんでした。チン子ちゃんの余生が家族が増えたことで変わっちゃったのが少し淋しかったかも…って思っちゃいますだから、今いるポコちゃんはクロちゃんとチン子ちゃんと同じくらい、それ以上に大事にしてあげてほしいなって思いましたもちろん、今度は外飼いはしないでほしいですねいつか、ポコちゃんの話も読めたらいいなと願っています

私も猫を飼っているがたしかに作者杉作さんの猫の飼い方には問題ありそうだ。もっとも自分の家の猫を見ていて、猫自身の幸せはどこにあるのかな と考えてしまうこともある。この作品は、そのような獣医的な視点とは別に、猫の愛らしさ可愛らしさを十分に描きあげている。それで良い という気がする。