レビュー一覧

主人公の父が事故死した後、実の母は父の弟である叔父と再婚し、半分しか血が繋がっていない意地悪な妹に婚約者を奪われ、家族には疎まれ過ごしてきた主人公。散々な目に遭いながらも前向きに生きている姿が健気です。ある晩、柔らかな印象の明るい貴族の幽霊青年主人公の前に現れます。幽霊青年…幽霊殿下は記憶喪失でも明るく、窓越しに2人で毎晩おしゃべりをするのが孤独だった主人公の楽しみになっていきます。幽霊殿下には色々と背景があるようだけど、序盤ではまだわからず、2人の関係ももどかしくて切なくて、つい先が気になり原作を読みました。その後色々な事実がわかり、終盤に向けて怒涛の展開で面白かったです。幽霊殿下素敵です。妹にもちゃんとざまあできますし、最低な母親と叔父も自業自得の行く末です。原作ではおまけもあったので、ぜひ全て漫画にして欲しいです。漫画のイラストのタッチが柔らかくてほんわかしていて、このお話に合っていると思いました。とても大好きな作品です。

幽霊なのに怖がりもせず普通に会話出来てしまう主人公女性は肝が据わっているのですね…

幽霊なんておもしろい！でも、２人はどうにかなるのかな？仲良く毎晩話をするだけの物語ではないと思うけど…不思議でおもしろそう！

気になっていましたが、やはり面白いです。記憶がない幽体の貴族令息が、突然部屋の窓の外から声をかけられる。出会って話すうちに、記憶らしいものが、反射的に口から出る…タイトルから、令息は殿下と分かるので、展開をわくわくしながら読めます。絵もかわいいので、好ましい。

２話まで読みました。妹に婚約者を奪われ、親にも…なパターンのやつですね。あの幽霊さんはきっと商人息子との会話にあった第一王子、かな？