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聖女として長らく神殿にいたので身の回りのことは何もできないのはわかるけど、であればもう少し言葉遣いが上品な方がしっくりくる。正確には覚えてないけど、ヒェーーーとかウヒャーとか、はぁぁぁぁ？とか、10歳くらいの町の子供みたい。小学生向けの本だったのかな。

コミックを読んで続きが気になり購入しましたが私には合わなかったです。階級社会だと思うんですが、この立場の人にその態度は不敬では...？と思うところや、この状況でその会話するの？といくつか気になる点があり度々現実に引き戻されました。あと元気な主人公は好きですが元々の性質なのか前世の記憶があるからなのか「うわああ」というような叫び声をあげるので見た目や今まで人にあわせて生活していたという聖女の印象が私の中で一致せずちぐはぐさが拭いきれませんでした。

結論からいくと、１冊でカタがついています。その点ではまあ“良かった”のですが……現代日本の薬剤師さんって、自分の職場の薬局で紫雲膏なんて作ってないと思うのですが？メーカーから取り寄せた大瓶から小さい容器に移したり、数種類の軟膏をMIXしたり、錠剤を粉にしたり、一回に飲む分を一包化したり、ヨード何とか剤を調合したりはするでしょうが。あと気になったのは第二王子の“廃嫡”←これって“嫡子”が廃されるって意味ですよね？王家の嫡子って“王太子”では？だからこのお話の場合は“王位継承権を剥奪された”が正しい処分の内容なのではないかと思います。結果的にザマァされてあれですが、偽聖女に対しての処分が甘すぎる。社会的弱者の救済、という名目があっても、だからといって殺人未遂とか死者の冒涜行為を断罪しないのはユルすぎ！そして婚約破棄現場で次の女の体に腕をまわしてるのはムカつくので、聖女は一発ぶちかましておくべきだったと思う（●｀ε´●）

災い転じて福となす。主人公、追放がかえっていい転機になるかもしれませんね。