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BL展開よりバスカヴィル家の伯爵夫人やルイスに思いを馳せてしまいました。ルイスは権力者に呑まれた一生、最期は初恋の幻覚と共に...そんな最期でさえ有耶無耶になり、死後なお利用された。でも彼の人生の中でもバスカヴィルに救われ(利用され)生きた数年は幸せなものだったと信じたいです。夫人にとってユキは邪魔者で、憎くて憎くて仕方のなかったはずなのに、大事な指輪を掲げて笑ったユキのことを思い出したら最後、裁くことができなかった。あの一時を思い出した彼女は何を感じたのか...きっと伯爵とユキの関係がバレることを恐れたわけじゃないはずです。色々と考えてしまいました。メインの3人に関しては正直ユキとバスカヴィル間の心の動きが分かりづらく、またカイの見た目が子供すぎてあまり心を傾けられなかった。最後の10代後半になった姿で展開するか、少年で通すなら元々のキャラデザをもう少し大人っぽくしてユキももう少し若く描いて年齢差減らしてもよかったかな。ショ○おにが地雷なわけじゃないんですけど、なんか今回のキャラデザや設定で身体の関係有りだとイマイチはまれず。子供は子供でも天才すぎてチグハグ感もでていてショ○おにである必要もないし、話の設定的にもやっぱり青年期まで飛ばしても良かったんじゃ...?その方が一人の男を取り合う物語としても格好がついた気がします。長くなりましたが、主軸となるストーリーは面白かったです。BLというよりは時代ものの群像劇として読みました。
んー。カイの少年期が長過ぎる。見た目は少年なのに話す言葉や行動に全く少年ぽさがなく、なぜ少年のまま話が進んでいるのか不思議な感じでした。まず、1度目の再会早すぎ。大人とまでは行かなくともラストの頃の年齢くらいで話が進んでいれば、もっと違和感なく読めたのにと残念でなりません。少年のまま話を進めるならHなしで、もっと精神的な繋がりを描いてほしかった。それとユキの立ち位置もよくわからない。バスカヴィルに好意があったのか恐怖で支配されているだけなのか。ワザとそういう描き方をしたのだとしてもただの意味不明な振り回し体質にしか見えなかったです。ストーリーが良かっただけに残念。
念願の作品がまとまって本当に嬉しかったです。少し寂しげな作者さんの話が大好きでchapter1から読んでいました。ユキの人格の複雑さとカイの強さと大胆さ、それに19世紀のロンドンの華やかさとスラム街の陰湿さが相まってなんとも言えない寂りょう感を醸し出しています。表紙にあるデザインがこの作品の空気感をよく表していると思いました。特に秋や冬に読むと染みてきて作者さんに素晴らしい作品をありがとうと伝えたい気持ちです。
大好きな作品が完結したことがとてつもなく嬉しいです、
あらすじ見て気になり過ぎて購入。キャラクターの関係性や世界観はとても好きです。ただ、年齢差がありすぎて、攻めが少年っぽくなさすぎてイマイチ没入できませんでした。でも、最終ハピエンなので良かったです。
BLらしい愛憎たっぷりのお話でした。伯爵がいなければ多分乞食のままだったユキ。ユキを嗜虐的に愛した伯爵。伯爵のおもてから逃れられなくなった夫人。伯爵の裏の顔さえ愛した技師。天才クンによってそれらは壊され再構築され、滅びる者が切ないのでした。
なんというか小説っぽいです。セリフも飾られてるっていうかイギリスが舞台なのでイギリス風なのかな??読む人を選ぶと思います。カイはずっと子供だしユキとHしてるようですがカイが攻めって足りるのか?1巻しか読んでないのですがどうなるんですかね。。
重めな内容でしたが、好みの絵で最後まで楽しめました。年下攻めでしたが、物語の前半~中盤にかけては「少年」なので抵抗感がある場合はご注意ください。
絵がとっても好みです。特にえっちシーンのユキのとろけてるお顔が好きすぎます。ストーリーは重めで、登場人物それぞれの心情を考えさせられる内容でした。ショタ攻め、女性軽視表現がありますのでそのあたりは注意してください
不思議な読後感です。レンタルで十分だったかも?と最初は感じたものの、時間が経つとジワジワと寂しさや懐かしさみたいな感覚に襲われてもう一度読みたくなります。20年にわたる作品なので、絵柄が最初と最後けっこう違うのですが、どんどん魅力的に変化していくのも、一気読みできる今ならの楽しみ方だと思います。シリアスで執着が好きな人におススメ。一つ違和感、なぜユキとカイ?ロンドンなのに。。。
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BL展開よりバスカヴィル家の伯爵夫人やルイスに思いを馳せてしまいました。ルイスは権力者に呑まれた一生、最期は初恋の幻覚と共に...そんな最期でさえ有耶無耶になり、死後なお利用された。でも彼の人生の中でもバスカヴィルに救われ(利用され)生きた数年は幸せなものだったと信じたいです。夫人にとってユキは邪魔者で、憎くて憎くて仕方のなかったはずなのに、大事な指輪を掲げて笑ったユキのことを思い出したら最後、裁くことができなかった。あの一時を思い出した彼女は何を感じたのか...きっと伯爵とユキの関係がバレることを恐れたわけじゃないはずです。色々と考えてしまいました。メインの3人に関しては正直ユキとバスカヴィル間の心の動きが分かりづらく、またカイの見た目が子供すぎてあまり心を傾けられなかった。最後の10代後半になった姿で展開するか、少年で通すなら元々のキャラデザをもう少し大人っぽくしてユキももう少し若く描いて年齢差減らしてもよかったかな。ショ○おにが地雷なわけじゃないんですけど、なんか今回のキャラデザや設定で身体の関係有りだとイマイチはまれず。子供は子供でも天才すぎてチグハグ感もでていてショ○おにである必要もないし、話の設定的にもやっぱり青年期まで飛ばしても良かったんじゃ...?その方が一人の男を取り合う物語としても格好がついた気がします。長くなりましたが、主軸となるストーリーは面白かったです。BLというよりは時代ものの群像劇として読みました。