レビュー一覧

呼吸するように嘘を吐く人は物語だけではなく現実にもたくさんいそう。物語と違って残念なのは、本当を知る努力をせず人の話しを鵜呑みにしてしまうから。とても、考えさせられる内容です。物語のヒロインが幸せになって、本当に良かった。

一巻の時点では★４くらいの気持ちが、二巻でちょっと失速。執事さん謝罪が軽くね？まあ初期の失礼全開ですら辺境拍本人が大して咎めてない（のもどうかと思ったけど）から、こんなもんか。でも悪役サイドの関係性が結構クセ強めで面白かったのに、サイコメトリーっぽい公開映像でバタバタと一気に畳んだのはもったいなかったなあ。

シンデレラストーリーかな。王道行ってるんで安心して読めます。

王道系ストーリー！元婚約者に横恋慕していた令嬢から根も葉もないひどい噂を振り撒かれ婚約が破棄になった主人公が、後に王命で別の男性に嫁ぐことになり、そこでほんのり恋が芽生えていく！展開なのですが、画も綺麗だしお話も安定していて読みやすかったです。これからどうなるのか？ですが、続きが気になります。

誠実なヒロインかこれからヒーローとどんな関係を築き上げるのか楽しみ。

早く誤解がとけると良い！と、ソワソワしながら読み進めていますヒロイン可愛いし健気で、もっとむくわれて欲しい旦那様良い人なので、全体的にほんわりしながら進むストーリーはのんびりめです

辺境伯が穏やかな方で良かった。悪名な噂が流れたのは意図的。絶望に追い込まれているヒロインが早く幸せになって欲しい。1巻の半分は噂の誤解もあり、イライラしましたが、後半は穏やか。噂を知らない辺境伯に事の発端を話す手前で続きます。次巻が楽しみです。

嵌められた理由は、なんとなく分かったような気がしますが、フィオーリが早く安らげるようになって欲しいです。ゆっくりしたテンポの展開ですが、絵の影響か、落ち着いて読めます。

他の方も書かれていたように、読んでいてもやもやする気持ちが分かりました。主人公弱すぎ。婚約破棄されて、こんな私じゃ駄目だって一念発起してた割には、終盤の男爵令嬢の悪意に対して何も言えないまま。辺境伯家の執事くんには言い返してたのにね。そもそも元婚約者がイケメンで人気者だから他の令嬢たちに妬まれてる…って自覚してたのに、自分も常に友人と行動を共にするとかの自衛はしなかったのね。まさか友だち一人もいないとか…？全ての令嬢からハブられてたとかじゃないよね？あと元婚約者のリフォルくん。主人公とは幼なじみなのに、五年の婚約期間中、何を見てたんだろうね。自分がその場面を見てたんじゃないのに、主人公がわざとワインを掛けたってなぜ信じた。「君がそんなことをするなんて…」じゃないだろ。「フィオがそんなことをするとは思えない。何か誤解があるようだ」でしょ？確かに全ての元凶は、演技力と悪知恵にだけは長けてる男爵令嬢だけど、チョロい公爵令嬢も悪い。同じ学校に通っててその校内で…ってんじゃないんだから、主人公が何度も何度も執拗に男爵令嬢を虐められるほどの接点って無いのではとか思わないのかな。特に、あのお茶会。強引に参加させられた上に、席があんだけ離れてて、主人公がどうやったら男爵令嬢のお茶に虫を入れられんの？ってかあなた、男爵令嬢が虐められないように見張ってたんじゃないの？そして、主人公の新しい婚約者である辺境伯くん家の使用人たちも、ご主人さまラブが行き過ぎててナチュラルに酷い。特に執事くん。主人公にやらかしたこと、ごめんじゃ済まないし。辺境伯くんの方も、使用人の不始末は主人の責任なのに、なぜかスルー。謝罪無し。まぁ主人公も、辺境伯くんに許可無く勝手に裏庭使ってたし、失礼なのはお互いさまなのか。何だか突っ込みたくなる箇所が多すぎて、話が入ってこなかったです。タイトル通りに、主人公を嵌めた悪人たちはざまぁされて結末はハッピーエンドだけど、スッキリしない読後感でした。

メインキャラクター・シンドロームな男爵令嬢に騙され、嵌められ、そして悪女に仕上げられて、婚約破棄の後、王命による僻地へ政略結婚。大好物です。