レビュー一覧

結末が曖昧で面白くなかった。ざんねんです

広告の人魚にひかれて読みましたが、深いテーマがあるわけではなく、、、なんかモヤっとする話でした。

わくわくどきどき。面白かったです。もっと読みたい。

広告で興味を持って読みましたが、表題作の人魚の話はホラーです、かつ気持ち悪い。人面鳥はさらに気持ち悪すぎる。天狗のストーリーはハッピーエンドで、読んで良かったです。

食事の様子など人魚がとても可愛らしく描かれていて、広告でも見たシーンなのにそこだけ何度も読み返してしまいました。OLの、あまりに浅はかで淡白すぎる性格も効果的なのですが、なんといっても短すぎます。１巻まるごと人魚との淡々としつつエロティックな暮らしぶりを読みたかったです。あっさりした絵柄ときれいな女性同士の触れ合いが独特の魅力なので、作者さんには全く同じ題材でぜひ長編を描いて欲しいと期待するのは私だけではないような気がします。

終わり方が全部気になる作品集って感じです。

軽いタッチの絵柄とあっさりとしたストーリー運び、気楽に読めるかと思うと時折ゾクリとさせられる。結末を読者の想像にまかせたりするので少々物足りないところはある。例えばどういった経緯で人魚がペットショップで売られているのか、ラストの人魚は足をどうやって手に入れ何を思って帰ってきたのか。自分を捨てた元飼い主に復讐するためか。など、読み手の知りたいことが描かれていないところに説明不足を感じる。そういう作風で余韻を楽しむものなのかも知れないが。

絵とか、雰囲気は清原なつのさんに似てるかな。でもほんとに話し尻切れとんぼというか…普通、そこで又次のエピソード入れるよね?みたいな所で話が切れてる。結構高いし、購入せずにレンタルで済ませてよかったな。読者目線の満足度の立場に立って話が出来てない気がする。次はこの方の漫画は見ないと思います。

ごめんなさい。どの話もモヤッとして辛い。私には合いませんでした。

主に日本の妖怪？を題材にしたお話です。女の子たちがちょっと危うい関係ですが、怖さも百合度も寸止めで終わり、なんとなくセンチメンタルな雰囲気を感じます。不思議な味わいはこの作者さんならではの個性でしょう。自分的には人魚のお話が怖かった…