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泣………。そういうこと…どっちにしろ…てか全て…切ねぇよ…。。でもお互い…それぞれのところに行けた…って事でいいよ…ね。。でも弥凪は…少なくともアオイに愛情があったよね…それもまた切な…。代わりになり得るし、なり得ないんだな。。アンドロイド系のお話は切ないからやだな。。でもおすすめしたいな。。。

ストーリーはさほど長くないのに、色々深いお話でした。ずっと胸が痛かったのは病気じゃなく、喪失感と罪悪感だったんだな、毎朝泣いて起きてたんだな。本物達が消えたあと、アンドロイド達はどんなふうに生きていくのか。ヤナギは本物の胸の痛みの意味までわかっていた。知っていながら、アオイを一人にしないためにだけ、一緒にずっと生きていくのかと思うと、人の一生は限りあるから素晴らしいんだな、と思うような作品でした。

☆4.5。アンドロイドものも今はたくさんあることもあって既視感はあるし正直展開は読めましたが、でも高評価をつけたいのはやっぱり作家さんの技量の部分なのかな。短いシーンが巧く表現されていて感情移入しやすい。特にこの涙と表情は効果的で沁みるものがありました。

短編。読み切り。や～～、これは切ないね。どっちにしても切ない。過去の記憶が読み込まれた、恋人と寸分違わぬアンドロイドであっても。それ（恋人がアンドロイドだということ）を「知っている」こと自体がつらいかも。自分がもし弥凪のようにアンドロイドを用意できたとしても、自分がやったことをすべて覚えている状態では毎日つらいことに変わりはないと思う。誰も恋人のかわりになれないってことなんだろうね。たとえば植物状態の恋人が機械を取付けることによって身体だけ動けたとしても、それは本人の意思によるものではないし、難病で食欲のなくなった動物に食欲増進剤を飲ませて食べさせても、それは本当に食べたくて食べているのではなく、飼い主の自己満足なんじゃないかとか、ずっと葛藤し続ける感じ。そしていつかそういうことに疲弊してしまう。耐えられなくなってしまう。自分がそうだったからさ～。

バラ売りありがとうございます！雑誌を買わなくても読めて嬉しい！(単行本になるまでは時間がかかるでしょうし...。) 短いページ数でこれほど切なさや愛おしさを表現できるとは...。初めの数コマで大体予想はつくのですが、それでも驚く仕掛けがあって。それもこの作者さんならではですね。近未来の描写もお上手でした。あらすじやネタバレを見ずに読むことをおすすめします！今からまた新作が待ち遠しい！

三月先生は本当にお話をつくるのが上手だなぁと思います。読み切りで、限られたページ数で、多くを語らずとも、多くを語られずとも読み手が想像し、余韻に浸れるのがとても気持ちがいいです。ちょっとSFで、ちょっと切なくて。でも不思議と悲しくはないこのお話も、やっぱり素敵な読後感でした。

美しくて切ない…映画を観ているようですね〜名前がカタカナか漢字かで、おや？と思いました。あと、バージョンが上がるほど情緒が深くなるってのが、未来でありそうに思えるのでいろいろ深いですね。

アンドロイドのお話って、読んだ後切ないなーって思うことが多いけど、今回は今まで読んだどの作品よりも切ないしつらい。短い作品ですが、読んだ後に、本作品には詳細に描かれていないアオイが生きていた時の幸せだった二人から、アオイが亡くなった時の弥凪の絶望や慟哭、アオイのアンドロイドを手に入れるまでの葛藤までもが想像出来て私の中ではコミック１冊分を読んだくらいドォーンっと来るお話でした。三月えみ先生、すごいです。

切なすぎるストーリー。昭和の同人誌ってこんな感じだったなあって思い出した。

耽美風の結末。　なんとも言えない近未来。　生体情報を全て登録義務化されて、細胞レベルでほぼそっくりのアンドロイドを作ることができるようになった。夜凪が選択した生き方は、凄く複雑で切ない。　夜凪と同じ利用方法を選ぶ人間が増えたら、アンドロイドだらけになってしまうのではないかと、行きつく先に不安を感じてしまった。