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フェアシリーズのタッカーの元彼・アダムが主人公で、マーダーズ(殺しのアート)シリーズのキャラも登場する、FBIもの…贅沢!ですが、本作だけでも何の問題もなく楽しめます。都会に暮らす有能な捜査官と田舎暮らしの保安官補が捜査を通して信頼を深めていく、作者様お得意のストーリーですよね~。好き。余所者と地元民、FBIと保安官という立場の違いや性格の違いが活かされた対立や惹かれ合いが読みごたえあり。リバありですが、一応本作の攻めはアダムということになるんでしょうね。ですけどアダムはどっちかと言えば受け。ラニヨンさんの作品では受けとして出てくるタイプに近い繊細さや不器用さを持ち合わせた魅力的な男です。一方のロブは珍しく明るく柔軟性のあるタイプ。都会は肌に合わず、静かな田舎で広々とした家に住み暮らしを楽しむ彼も素敵。障害ばかりのふたりの終盤は胸アツでした。ただドラマティックな最後はもしかすると好みが分かれるのかな。私にとっては願ってもないエンドで幸せ。
読んで悔いなし!!フェアゲームシリーズのタッカーの元恋人アダムが主人公です。事件絡みで素敵な保安官助手ロブと出会い、すぐさま恋に落ちます。彼は心身共に弱っているアダムを支えます。事件もなかなか複雑になっていくのでサスペンスも読み応え充分♪マーダーズシリーズのケネディも登場し、アダムの危機を救います。最後は…むふっ。続き、出ないかな~
ラニョンさんのマーダーズシリーズの伏線的作品でもあります。オレゴン州の田舎町ニアバイで発見された白骨死体の捜査に呼ばれたFBI 捜査官アダム。3ヶ月後、女性が殺害され再びアダムは呼ばれます。そして次々事件が発生。(フェアシリーズのタッカーとの)手痛い失恋から、仕事相手とは関係を持たないようになっていたアダム。初回捜査の別れ際に1回だけの関係だったはずの保安官補ロブとの再会。仕事に野心を持つアダム、冗談ばかり言うけど仕事熱心で明るいロブ。事件の進展と共に一夜の関係以上に進みそうな二人に悶えます。そして、アダムを助けるため、ロブはロードサイドリッパーを撃つ。マーダーズシリーズ(モネ)も同時進行しています。アダムが犯人に襲われたその日、ジェイソンはシプカ殺害容疑で警察に拘留されていて、「オレゴンで未解決事件が一気に新展開を見せた、自室の前から拉致されたFBI 捜査官が負傷…俺は全てを投げ捨てて国を横断してきた。」と、ケネディはジェイソンを解放しに飛んできます。二人の食事中の会話には「アダムに入ってもらいたいんだが…残念なことにド田舎の保安官補に熱を上げてる」なんて言われてたな。とニヤニヤしました。ケネディは学生時代の恋人がロードサイドリッパーに殺されたと考えていて、(マジシャンマーダーズで)「犯人は ロードサイドリッパーだろう、もう死んでしまって真相は分からない。」と話しています。このウィンターキルはケネディにとって大きな意味を持つ事件だったのですね。ラニョンさんの描く壮大なFBIワールドの中の一部で、タッカーや、その後ジェイソンと組むJ.J 、ちらっとシェイン(クリスマスの航路)、色んなキャラが出場していて、お得感のある読み切りです。(マーダーズのVol.5出版が半年延期したのはこのためだったんですね。アダム&ロブのその後も出てこないか楽しみです。)冬斗さんの訳はいつもながら本当に素晴らしいです。次も期待しています。
サムが出てきた瞬間思わずフォー!と声が出ちゃいました。ほんと登場の仕方最高。こんなに多くの登場人物達がリンクしてたとは!他シリーズ読み返さずにはいられません。今作次々と殺人事件が発覚して、怒涛の展開。まだ96時間しか経ってなかったとは、驚きです。そんななか、軽い関係から続くはずのなかった二人が、かけがえのない存在と意識していく過程にニヤニヤが止まりません。これはショートストーリーが絶対に欲しいのですが、どうなんでしょうか。エピローグまで盛り上げてくれました。
他で読みました。とても面白かったです。次々に起こる事件、事件。すべて連続殺人事件なのかーー?住民のほとんどが知り合いという地方で起った殺人と発見された人骨は何を意味するのか?「シリアルキラー」「スリーピングマーダー」ーーそしてアダムとロブの関係にワクワクしながら読みました。ただ、終盤、もう一つの事件の原因、結果がちょっと納得できませんでしたが。
「フェア・チャンス」に名前が少しだけ出てくる、タッカーの元彼アダムのお話?「殺しのアート」のジェイソンとパートナー組んでるラッセルもいるし、サムも終盤登場します。別シリーズの登場人物の名前を見つけると、別シリーズ同士を勝手に関連付けたり、別シリーズの前後の話を垣間見た気がしたりで、ちょっと得した気分です。
一冊にギュッとあれもこれも詰め込んだお話。複数の死体が見つかり、事件が思いがけない方向に広がると同時に、アダムとロブの関係も加速。クライマックスの犯人との対決場面では、この作者の他の著書と同様、必ず助かると分かっていても、手に汗を握りました。ラストシーンの余韻の残し方も、ファンタジーと現実の両方の良さを感じさせるものでした。
待ってました!マーダーズシリーズでもちょこちょこ出てくるアダムのお話。ケネディも出てくるのでマーダーズシリーズも読み返してしまいました。アダム、素敵な相手に出会えて良かった!
海外BLを英語で読んでいて、英語で読んでわからないところを確認するために購入。ジョシュ・ラニヨンのアドリアン・イングリッシュシリーズが素晴らしかったので、ラニヨンさんのほかの作品にもトライしているところです。ほかの英語BL作家さんに比べるとラニヨンさんの文章は凝っているというか修飾表現がややこしい感じですが、それだけ味わいも深いです。
もっと事件を中心にお話が進むと個人的にはもっと良かったです。
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フェアシリーズのタッカーの元彼・アダムが主人公で、マーダーズ(殺しのアート)シリーズのキャラも登場する、FBIもの…贅沢!ですが、本作だけでも何の問題もなく楽しめます。都会に暮らす有能な捜査官と田舎暮らしの保安官補が捜査を通して信頼を深めていく、作者様お得意のストーリーですよね~。好き。余所者と地元民、FBIと保安官という立場の違いや性格の違いが活かされた対立や惹かれ合いが読みごたえあり。リバありですが、一応本作の攻めはアダムということになるんでしょうね。ですけどアダムはどっちかと言えば受け。ラニヨンさんの作品では受けとして出てくるタイプに近い繊細さや不器用さを持ち合わせた魅力的な男です。一方のロブは珍しく明るく柔軟性のあるタイプ。都会は肌に合わず、静かな田舎で広々とした家に住み暮らしを楽しむ彼も素敵。障害ばかりのふたりの終盤は胸アツでした。ただドラマティックな最後はもしかすると好みが分かれるのかな。私にとっては願ってもないエンドで幸せ。