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レビュー一覧
悪役令嬢の中の人【SS付】
4.2
85件
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不思議な監督さん
3
2022-06-17とても面白かったです｡…が､此れは《小説》と言うより､まだ《プロット》の段階だと思います｡《描写》が無くて､《行動の羅列》ばかり出て来ると言うか｡(『魔の森に入った』→『魔王に遭遇した』→『戦って､私達が勝利した』…こんな感じでずっと話が進むんだよね(^o^;))読者達の《幼少期からの豊富な漫画･アニメ･ラノベ体験》に､多大に補完されていると思うんです｡なので､おそらく此の作品は､他の人の手が入ってコミカライズなりアニメ化なりされると､より判り易く成る作品なのだろうなと思います｡最近(…でも無いのかな???)コミカライズされた様なので､きちんと《描写》されて欲しいです｡
Renta!で購入済み -
水谷さん
4
2022-04-16
漫画版を読んで、結末が気になって購入。他の方々が投稿されていたように、説明文が多いのは確かです。最初は小説というよりも世界観、ストーリーの運び、キャラクターのバックグラウンドを淡々と描写してます。ですが原作者様が「自業自得の理由で失恋して後悔して泣く美形が性癖」と自負する通り、物語後編で悪役令嬢の中の人による真の断罪シーンでは小説らしくキャラクター達の反応や立ち居振る舞いなどが緻密に描写されています。主人公がきちんと復讐を遂げてほしい、さまぁ展開が見たい、けれどそれ以外の要素（街の発展やそれに伴う政治・政治手腕・駆け引きなど小難しい描写）はスキップしたい・好き好まない、という方はきっと楽しめます。
Renta!で購入済み -
2022-04-26
いわゆるよくある悪役令嬢の転生物とはちょっと違う。ざまあに重きを置いたストーリー。本来の悪役令嬢が幼い頃に高熱で意識を失った際に、日本で大学生だったエミが悪役令嬢に転生する。（転生というより、小説内でも言われているがエミの世界で言うところの憑依みたいなもの。なので、本来の悪役令嬢は死んだわけではなく意識が表に出ずに奥にいるという状態）悪役令嬢に転生したエミは、ゲームの知識を活かして幼い頃から努力して攻略対象者達との絆を深めるも、結局断罪されてしまい、ショックからエミの意識を無くしてしまい、本来の悪役令嬢の意識が表に出てきて復讐劇が始まるというところからストーリーが展開していく。ゲームの世界のヒロインという立ち位置の「星の乙女」がわっるい、悪い。醜悪。ラストはかなりざまあされるんだけど、同情も起きず、読んでてスカッとした。エミを裏切った全ての人に対してちゃんと相応の報いを受けさせるので、スッキリする。物語が説明文的というレビューがーあるが、確かに悪役令嬢の一人称で状況説明で物語が進んでいくので、セリフばっかりで進んでいくようなラノベっぽくはない。けど、私はこの方がいい。この話は、復讐劇をする場面が一番の見せ場だから、それまでの下準備を長々と書かれると焦ったくなってしまう。説明文的でも、復讐劇をするまでの下準備としての物語もみっちりとあるので満足感ある。そして、復讐シーンでは、それまでのような淡々と状況説明だけではなく、他の人物の描写（後悔や懺悔の様子、星の乙女に至っては醜悪な顔）が描かれているので、ざまあ感半端なく味わえる。番外編では色んな人目線の話がある。ここで本編のその後の話もある。番外編もよかった。ただ一つ。残念なのが。エミが恋愛的にハッピーエンドになる話も欲しかったなぁ。
Renta!で購入済み -
2021-12-06
面白いなって思うときと、なんか釈然としないなって思うときと、自分のテンションでちょっと感想が異なります。
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参考になった
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物語というより事象の説明文。ヒロインに感情移入はできないが、陥れた者が端役であっても全てそれ相応に罰をうけるのでスッキリ。きゅんきゅんしたい人向きではないが、他の断罪系本でそこほっとくの？っていう消化不良を感じることがある人には向いている。私にはあっていた。