レビュー一覧

淡々とした話でした。家族の関係は？とか綺麗なところだけきりとった感じが残念です。

今まで読んだbl作品の登場人物達がこのような人生を送ってくれたら嬉しいと思えるような漫画でした。そのせいもあって、この2人の人生はかいつまんでしか知らないはずなのに、途中めちゃめちゃ泣きました。読んでよかったです。

十代と二十代から始まってどんな風に描いてくださるのか纏まるのを待っていました。永い2人の同性同士での人生、色々な問題も深くは描かれていなくてあっさり。2人の老後も大事だけど親の事とか(お母さんの感じだと大事になってたんじゃ無いかな？)会社にカムアウトしてるの？とか、養子縁組の話も実に淡々としてて、ジーンと来る所もありましたが感情移入し切れなかった。実際こんな感じなのかな？最近のBLに毒され過ぎているからか、もう少しドラマチックにと思ってしまった。内容だけなら星は３,５個。時間貸しで読めたので４個。

レビューが高かったので購入。登場人物が晩年のBLは見たことなかったから新鮮ではありました。 しかしただそれだけで話題になった作品かと思う。2人が思いあってるのは分かりますが描写がただただ家族で、それをBLで表現する必要があったのか疑問。恋愛要素が絡みシーンのみに感じる。(何度か絡みシーンあります。60overの絡みを上手いこと綺麗に描いておられます) 何度か読み返しましたが、2人感情とか個性がそこまで描かれてなくて感情移入出来なかったです。 細かいことですが、和彦が合格伝える際に真の家電に掛けて会話してるのに「あんた今どこ？！」発言はないやろ(笑)作者さんが、時代背景がわかって無さすぎるのか時代設定が曖昧なのか分かりませんがプロフィール帳も本当に彼らの時代にあったのか……等余所事が気になってしまった。あと、還暦おめでとうって言うてた次のページで61歳おめでとうって言ってたりとか。丁寧なようで、雑なところが垣間見えてしまう作品でした。方向性や雰囲気は良いからもうちょい頑張って欲しかった。

本当にいとおしき日々でした。出会ってから看取るまで一貫して愛に溢れていました。

愛しかなかった。二人の親や友人、周囲の人達の反応が描かれていないので深みが足りないと感じてしまうけど、想い合う人とずっと一緒に過ごせることはとても素敵だと思いました。

基本オジBLは好みでないんですが、これはすごく良かった。とてもリアルで、ゆっくりと二人の時間が育っていく過程を見た感じ。老人になっても好きな人に触れたい、触れられたいと思う気持ちは素敵ですね。カップルの出会いからの人生の終盤までを綺麗にまとめてあり、泣かされました。

なんて素敵な二人なんだろう。最初の言葉通り、最後までちゃんと二人で一緒に幸せでいられて素敵でした。

自分の存在は認知してるのにICUに入る助けをしない恋人の両親、遺言書を作成しなくては問題なくすべてを恋人に遺せない現実、さらっとしたひとコマに深い問題が見てとれるけど、そういうものを覆い被す程揺るぎないお互いへの愛と信頼。深いなぁ……と感心してたらレンタルの48時間が過ぎていた(泣)

10歳違いの真と和彦が知り合い、共に暮らすようになり、終末を迎えるまでの人生が淡々と描かれています。壮年期から老年にかけて、2人の関係が一層深まっていく様子が細やかに紹介され、養子縁組の決意、遺言状の作成、お墓の購入など、現実に即した出来事が組み込まれていきます。静かに感動が伝わってくるストーリー。たったひとつ不満があるとすれば、和彦の大学合格から養子縁組までの部分がポーンと飛んでいるので、和彦の両親との（あるとすれば）軋轢や和解と理解、同性カップルの社会的な認知度の低さへの対応などが省かれている点です。実は、そこが一番読みたかったので、星一つマイナスです。