レンタル48万冊以上、購入124万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
うーん、ベテラン作家さんによるアラブ+オメガバースという事で期待して読んだのですが、すんごく普通でした。社会から虐げられる薄幸オメガ(家族なし、職なし、住居なし、ヒートなし…とナイナイ尽くしで子どもあり)が王族のアルファに出会う話ですが、なんというか目新しさがなく他の作家さんが既に場所や時代を変えて書き尽くしたストーリーの焼き直しという感じ。高岡ミズミさんの「初オメガバ」作品だったらもうちょっと変わった切り口の新しいオメガバ作品が読めるのではないかと残念に思ってしまいました。攻めのラシード王子ですが、これぞスパダリだとは言えない情けなさ。誘いにのったことが無かったのに、4年前薄汚れて男娼にさえ見えたレイと一夜を過ごしたのは彼に強烈に惹かれたからでは無かったの?「前髪で顔が隠れてた」とか「部屋が暗かった」とか後の方で言い訳してますが、レイが消えた後その財力・権力を使って探そうとは思わないくらいの気持ちだったんかい?しっかり身の上話を聞いていながら、同じような境遇のオメガ・レイを見てまるっきりアタを思い出さないってのはないわ。後半で「運命の番を信じる」とか言ってますが、強烈に惹かれあったりラットを起こしたりしてないので言ってみれば二人は運命の番では無かったんだろうな。三度レイと出会って、自分の屋敷に保護するのはいいのですがベータばかりの使用人たちに、オメガのレイがどんな扱いを受けるか想像もしていなかったのが、また呑気なボンボン。「俺が自ら紹介したんだから大丈夫じゃね?」とか育ちの良さゆえだろうけど、その鈍さにちょいイライラさせられるわ。そのお気楽坊っちゃまがレイを愛することによって、どんどんスパダリ化していくってのも一つのストーリーなのでしょうが。それでいくと弟のファイサルの方がよほど思慮深く賢い男だと思います。あと勝手にアラブもの=ちょっと昔の話という感覚で読んでいたので、スタンガンや結束バンド、SNSや携帯が出てきたのにはちょっと違和感がありました。あと身寄りがなくほぼホームレスで生きてきたレイが、母親の調査書を問題なく読めたりもね。ベテラン作家さんゆえにちょっと辛口ですが、オメガバース初心者の方には楽しめる作品だと思います。
微妙な終わり方だと思いました。一応ハッピーエンドでよかったです。
よく似た設定よく似た情景よく似た結果、、、ちょっと色付け違う金太郎飴のような、、、そのなかで驚いたのが、SNS出て来てコレ現代設定?あ、ご都合主義?なんかしっちゃかめっちゃかの設定。孤児で浮浪児で面倒見てくれる人もいないのに、良い子過ぎるし。妊娠した時点でお金無いのに、どうやって産んだとか全く描いてないし、同じ様なストーリーでも泣かせるぐらい読ませて欲しかった。
王道オメガバースものでした。すごい面白かった!!って読んだ後に興奮するような作品でもなければ、読んで後悔したというような作品でもありませんでした。可もなく不可もなくという感じです。攻めが王ともうちょっと揉めるとか、攻めの弟の存在感とか全体的にあっさりしてて物足りなさはありました。受けも苦しい生活を強いられていましたが、個人的にはもうちょっと酷くても良かったと思います。あとは欲を言えば、気持ちを通じてからの展開を読みたかったし、なんなら子供も見たかったです。オメガバースの醍醐味ってやっぱりそこだと思うんですよね。
イマイチ盛り上がりに欠けてあっさりと終わってしまいました。作画はいい感じだったので、少し残念でした。
んー、普通かなぁ?甘々でかわいいお話なんだけど…48時間レンタルで、さらっと読むにはいいかなぁと思います。
ハーレクインロマンスのシークレットベイビーだわ。
オメガバース系ではよくある受が不憫なオメガで、読んでいて辛かったです。攻はなんで忘れちゃってるの?運命の番だったら忘れないでしょう。と思いました。事故にあって記憶喪失という設定か思ったら、ただ忘れていただけでした。召使いに受がいじめられているのにもきづかず、どんだけのんびり屋なんだと。物語の大半で受が苦労しているので、もう少し幸せになったシーンを書いて欲しかった。
オメガバースですがほぼハーレクインのシークレットベイビーものでした。
素敵なオメガバースでした。苦労したぶん、幸せな場面が読めてホッとしました!面白かったです。
レビューを表示する
うーん、ベテラン作家さんによるアラブ+オメガバースという事で期待して読んだのですが、すんごく普通でした。社会から虐げられる薄幸オメガ(家族なし、職なし、住居なし、ヒートなし…とナイナイ尽くしで子どもあり)が王族のアルファに出会う話ですが、なんというか目新しさがなく他の作家さんが既に場所や時代を変えて書き尽くしたストーリーの焼き直しという感じ。高岡ミズミさんの「初オメガバ」作品だったらもうちょっと変わった切り口の新しいオメガバ作品が読めるのではないかと残念に思ってしまいました。攻めのラシード王子ですが、これぞスパダリだとは言えない情けなさ。誘いにのったことが無かったのに、4年前薄汚れて男娼にさえ見えたレイと一夜を過ごしたのは彼に強烈に惹かれたからでは無かったの?「前髪で顔が隠れてた」とか「部屋が暗かった」とか後の方で言い訳してますが、レイが消えた後その財力・権力を使って探そうとは思わないくらいの気持ちだったんかい?しっかり身の上話を聞いていながら、同じような境遇のオメガ・レイを見てまるっきりアタを思い出さないってのはないわ。後半で「運命の番を信じる」とか言ってますが、強烈に惹かれあったりラットを起こしたりしてないので言ってみれば二人は運命の番では無かったんだろうな。三度レイと出会って、自分の屋敷に保護するのはいいのですがベータばかりの使用人たちに、オメガのレイがどんな扱いを受けるか想像もしていなかったのが、また呑気なボンボン。「俺が自ら紹介したんだから大丈夫じゃね?」とか育ちの良さゆえだろうけど、その鈍さにちょいイライラさせられるわ。そのお気楽坊っちゃまがレイを愛することによって、どんどんスパダリ化していくってのも一つのストーリーなのでしょうが。それでいくと弟のファイサルの方がよほど思慮深く賢い男だと思います。あと勝手にアラブもの=ちょっと昔の話という感覚で読んでいたので、スタンガンや結束バンド、SNSや携帯が出てきたのにはちょっと違和感がありました。あと身寄りがなくほぼホームレスで生きてきたレイが、母親の調査書を問題なく読めたりもね。ベテラン作家さんゆえにちょっと辛口ですが、オメガバース初心者の方には楽しめる作品だと思います。