レンタル46万冊以上、購入118万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

総合評価
5点
4.4
(218)
5点 5 123
4点 4 72
3点 3 18
2点 2 4
1点 1 1

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2019-10-11
評価点
5
ののさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
☆4.5。作者買い。内容紹介にあるとおりセクサドールのお話なんですが、小野寺自身が人間とは異なることやモノとして扱われること、人間との恋愛などに関するお決まりの切ない展開はもちろんあるものの、その先にさらに人間と変わりない感情を持っているからこその展開があり。読者にはおそらく半ばでその後の展開読めると思いますが、まずはネタバレなしでどうぞ。小野寺も吉良も、お互い一目で魂が持って行かれたんだろうな。それがタイトルにもよく表れているなぁとため息が出ます。要素としては全寮制の男子校で、身分差もあるかな。終始切ない展開なだけに、おまけにほっこりさせられるのはありがたい。ただ内容が内容だけに、2巻は欲しかったな~。もっとじっくり描かれてたらもっと抉られただろうなと思うので惜しかったです。ということで4にしようかと思ったのですが、これまで4つけた作品と比べてやっぱり5で。
2019-10-11
評価点
5
moonさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
とても深いお話でした。2人の後日談がもっと読みたかったです。
2019-10-11
評価点
5
あゆちさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
作者買いです。世界観もキャラも雰囲気あって好きです。先は見えていた気がしたけど、途中でやられました。読んだ人によっては実はどっち?って思うのでしょうか?サラッと読んだ程度で「ん?」となってもう一回前のページから読み直して「そう言う展開!!」とじわりと来ました。お兄ちゃんもいい男で好きです。全員がハッピーになる展開ではないのですが、しんみりきます。察しのいい人なら物語序盤でもしかして、と思うかもしれません。その過程もまた、残酷で優しい。誰かが犠牲になってこその幸せ、というのでしょうか。この終わり方を後味悪いと思うかじわりときてそれでも良かったねと思うか、難しいところですが好きです。
2019-10-11
評価点
5
大人しいオーブンさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
初めてではないんだけど、クローン=バイオロイドとして登場した忍君。施設というワードにざわめく周りの高校生。製薬会社の御曹司、ハーネスと言う名の薬。危ない話かとドキドキしながら読んでましたが、切なくてほろりとしました。どんでんしっぱなしで面白かった。
2019-10-14
評価点
4
kojaさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
いつも微妙に痛々しくて、好きではない気がするのに惹かれて読んでしまう、、。好きじゃないような気がしつつ、ちょっと泣いたり胸が痛くなったりする、、。母君部分は筋が通らなくて引っかかる。
2019-10-11
評価点
5
匿名希望さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
ちょっとお高めでしたがポチ。この手の内容は読んだことがあるのですが、やはり切なく美しい。彼等の存在する意味を改めて考えてしまいます。ハーネス(薬)の存在が彼等をさらに儚く美しい存在にしている。
2019-12-04
評価点
4
moiさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
カシオさんは相変わらず読ませる力のある作家さんですが今作は単行本一冊に収めるにしてはバイロオロイド関連の設定が凝りすぎてて他の要素が割りを食ってしまったかな…と感じました。キャラの心情の変化や展開が急で勿体なかったです。上下巻くらいで丁度よかったのでは。決して面白くなかったわけではありませんが、期待したほどではなかったかな…
2019-10-11
評価点
5
ブー子さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
作者買いです。今度の作品もとても切なくて胸が痛くなりました。まさかの展開からのハッピーエンドにちょっと嬉しかったです。何度も読み返したくなる一冊でした。
2020-09-24
評価点
3
corocoroさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
本好きならすぐにカズオ・イシグロ氏の作品を思い浮かべるだろうから,話長くなっていいので,もう少しBL要素も入れて後半の二人の心情織り交ぜながら,作家さんのオリジナリティが見える一捻りがほしかったな。ちょっともったいない作品。
2020-03-15
評価点
5
正確な学者さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
事態に気づいた彼女の謝罪の言葉に、彼女が当たり前に二人の息子を愛していたことが知れて胸が痛い。誰も悪くない。彼の誕生に目的があったのだとしても、その目的は果たされなかったことが事実なのだ。そのことに救われる思いがする。最後に付された、「男として弟に先を越された兄」というエピソードに、在りし日の兄弟仲がほの見えて微笑ましい。そんな思い出からも、たとえそれが望む形とは違っていたにせよ、「家族」から愛されて育ったのだといつか彼には気づいて欲しい。