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作者さん買いです。後悔は誰にでもあること、でもそれが取返しのつかないことだったら…。妹につれなくしたまま死なれた姉と、作品中には出てきませんが帽子を飛ばしてしまった妹の友達、彼を轢いてしまったトラックの運転手。逃げ出さずに向き合うことが一般的に救済への道とされていますが、単に事実を受け入れることだけでも十分なのではないかと考えさせられました、許しは誰のものでもないかもしれません。 宮沢賢治は正直苦手で、ただこの作品を読んで『銀河鉄道の夜』はきちんと完結しないまま終わってよかったのかな、と思い直しました。賢治の中で答えは出ていたのかどうかを知ることはかないませんが、読者はいかようにも結末を想像できるのだから。彼と姉の旅はまだ続きます、きっと同じ景色を見ていくことで共有できる思いが少しずつ増えていくのでしょう、その先の結末もまた読者に委ねられています。
高梨くんと理花の事を共有できて瑞季は良かったと思いました。悲しみは人それぞれだと実感しました。
すごく読みやすいです。幽霊?の割に明るいなぁと思っていたら、1巻の最後でドキッとします。盛り上げ方が上手な作者さんだと思います。
あっという間に一気読みしました。誰かを、何かを失う悲しみは、その人にしかわからないし、乗り越えずとも、抱えて生きていっても良いのではないかと思いました。
タイトルからして普通の恋愛モノではないんだろうなと思ったけど、少し拗れた感じでしたね。たとえて言えば宮沢賢治っぽかったです。
最終的にはやっぱり後悔は誰でも残ると思います。大切な人の死を乗り越える、人間としたら生きてる誰しもが経験して乗り越えていかなくてはいけない。わかっているけど、悲しいし、切ないですよね。何かいろいろ考えさせられるお話だと感じました。
作者さんの話か好きで買いました!やっぱり好きです!どっちなのかな。私の願望としては、妄想より妹の思い残像も強いのかな。と。面白かったです。もっと長く読んでたかったです。
最初は幽霊が見える仲間の話なのかと思って読んでいたのですが、幽霊ではなく妄想だという展開が面白いと思いました。
ただの青春物語でなく、兄弟愛でなく、恋愛物語でなく読む人によって少しずつ形をかえるお話し
文学的なファンタジーというか、独特の世界観がある作品です。
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作者さん買いです。後悔は誰にでもあること、でもそれが取返しのつかないことだったら…。妹につれなくしたまま死なれた姉と、作品中には出てきませんが帽子を飛ばしてしまった妹の友達、彼を轢いてしまったトラックの運転手。逃げ出さずに向き合うことが一般的に救済への道とされていますが、単に事実を受け入れることだけでも十分なのではないかと考えさせられました、許しは誰のものでもないかもしれません。 宮沢賢治は正直苦手で、ただこの作品を読んで『銀河鉄道の夜』はきちんと完結しないまま終わってよかったのかな、と思い直しました。賢治の中で答えは出ていたのかどうかを知ることはかないませんが、読者はいかようにも結末を想像できるのだから。彼と姉の旅はまだ続きます、きっと同じ景色を見ていくことで共有できる思いが少しずつ増えていくのでしょう、その先の結末もまた読者に委ねられています。