レビュー一覧

作者買いでシリーズ買いですが、ん～…これは残念。今さら名前呼び関連の嫉妬とちょっとのエッチっぽいこと(もちろん挿入などはありません)がメインだなんて、はっきり言って中身がない。続編ならストーリーがものすごく魅力的だとか、前巻超えるほどの萌えを詰めるとかが必要で、単なる甘酸っぱさが通用するのは1巻のみでしょう。作者様初めての続編ですが、そもそもシリーズ向きの話でもないし作者様にも続編という形は向いてないんだなぁとあらためて感じてしまいました。1巻はとても良かったんです。好きな二人だったので辛口になってすみません。

大学生なんて、やりたい盛りだろうに……。まるで中学生か高校生同士のやりとりを見ているかのようなピュアっぷりで、モヤモヤします。モヤモヤするケド、星5つ！ 初々しくていいね！千晴の揺るぎない愛情に、渉と一緒にキュンキュンしました！(*^ω^*) あと、千晴のスペックの高さにもキュンときたw。個人的には「君は夏のなか」よりも、断然面白く読めました。 表紙も素敵！デザイナーさんナイス！ですね( ^ω^ )。君は～と合わせて、夏に読みたくなるBLになったんではないでしょうか！ 1冊丸ごと表題作。大きな出来事は有りません。日常系BLがお好きな方にオススメです。

続編が出ていたとは！購入前にレビューを見たとき、1巻と変わっていないことに厳しいご意見もありましたが、私は2人が2人のままでよかったと思います。1巻の最後の最後にキスシーンがあっただけなのに、急展開された逆に嫌だったかもしれません。レビューを見て1巻のような2人の関係だと思っていた私的には、キャー！ってなりながら読んだ部分すらあります。笑 欲をいうなら、続編を読みたい！そして最後までいたす2人を見たい！です。笑 すべてを見守りたい気持ちにさせてくれる2人が大好きです。

熱望していた、「君は夏のなか」の後日談が出てとっても嬉しいです。もう手を合わせるだけ、キスするだけでもきゅんきゅん出来ます。その上バックハグや、渉の嫉妬からの千晴呼びには倒れそうになりました。急展開や目新しいことはありませんが、日常でのきゅんポイントの押さえ方が絶妙です。でも…今回もエロはありませんでした（涙）。それを差し引いてもかなりトキメかせてもらったので、後悔はありません。

うわあ、まさか続編が読めるとは思ってもいなかったので、ただただ嬉しい！作者様ありがとうございます！前回は恋愛モノとはいえ胸キュンは少なかったように思いますが、今回はくっついた後の二人の話なのに、やはり長い遠距離を経てようやく始まった初々しい二人の恋だからか、二人の相手を思う気持ちとか緊張、息遣い全てが読んでいるこちらにもドキドキ伝わってきて、もう終始胸キュンが止まらなかったです。作者様が作者様だからね、エッチとかは期待してなかったけど、まあ予想どおりだったけれど、でも作者様にしては随分頑張っていましたよね(笑)。ちょっとした描写にドキドキしました。もう更なる続編はないのかなあ。付き合う二人としてはここからが面白いと思うんだけどなぁ。

前作の高校生ものはよかったんですが…大学生になっても本気のキスもままならず、名前呼びやきもち…小中学生向けコミックのような内容でした。特にストーリーはなく、趣味や大学生生活を謳歌する親友同士の青春の日々＋恋に恋するふたりという感じ。プラトニックが本当の恋愛じゃないとは言いませんが、ちょっと触られた？くらいのこともぼかして描くくらいなので、よっぽどそういう描写を避けてらっしゃるのでしょうが、それだと今後も付き合うまでの話か子供の恋愛しか描けないということに…既刊も同じようなものばかりなので、飽きてきたというか。大人のふたりの恋愛は描かないってわかってるともういいかなぁてなりますね。

夏のたびに、この青い表紙が拝めるのかしら・・・来年の夏も読めるといいなぁ。ってくらい、この二人は好きなのですが。前作にあって今作にないもの、それが私にはかなりネックになってしまいました。それは、ストーリーとしての流れ・物語としての骨格、みたいな所です。前作には、ほのめかされる千晴の秘密・聖地巡礼が終わりを迎えるころそれが明かされて、渉の気持ちがぶつけられるラストがあり・・・読者はそれを一緒に一喜一憂し、二人と同じ目線で旅をしている感じでした。今作は続編なので、二人の距離を詰める部分が多くを締めてます。もちろん必ずしも「起承転結」が必要とは思ってないので、何気ない日常、過ごす時間の機微や二人の空気感を描く、というお話も多く読むし大好きです。で、そういう分野が抜群にうまい作家さんもいらっしゃいますが、この作家さんはそこに向いてる感じがあまりしませんでした。距離が縮まるというか仲は良いんだけど、空気感は友人の域を超えず、やっぱり固いままな気がしますね二人とも。ちょっとお触りしたのかな？ってシーンもありましたが、この二人がエッチするところ、実は私は気恥ずかしくて想像できません。モゾモゾしてしまう。無理にエロを描かれなくて全然いいと思います。それも作家さんの個性ですから。千晴と渉が、彼らなりに成長する姿をじっくり丁寧に読みたい。骨組みがしっかりあるお話の中に、彼らがいるともっと嬉しいです。

なんて言っていいかわからないけど、コレが尊いってことか！という感じ。2人の関係が少しずつ進展していて、そこがまぶしいです。続きがみたいなー。

チョッとだけ進展...もどかし～いんだけど、たまんない、笑。キスだけなんだけどエッチもエロも全くないけど読んじゃう、なんかいつまでもこの初々しさがやっぱりたまんない。

受の性格がわざとらしい。天然ぽいのを演出しようとしているのだろうが、作者の力不足…というよりセンスがなくて失敗しているのだと思う。深みのあるストーリーは今後も期待できなそう。絵が好み＆綺麗なだけに残念でならず、辛口評価します。