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死んで楽になるなら、と使う薬が胃ガンを引き起こすとは、苦しみながら死ぬことになるのではないか。
サイコホラリーといえる作風。原作を読んでいるので結末は知っているが釈然としない。
ヒトは心に傷を負ったとき、その状況を繰り返し再現することがあるそうだ。繰り返し再現することで自分で自分の心を痛めつけてしまうのだ。主人公は、かつての愛犬の安楽死を理解し受け入れたつもりでいる。それが正しいことだと信じて次々と動物を殺していくし、親愛する母をも殺そうとする。作品ではそのように描かれている。だけど本当は違うんじゃないだろうか?ヒトの都合や勝手な考えで死なせたことが傷となり無意識下に心を病ませているのではないか。「正しい」から殺しているのではなく、「正しくなかった」から殺しているのでは?過去の傷を抉り続ける不条理な心理を、思考がむりやり論理的に調伏しようとしてエスカレートしているように見える。っていう妄想。
これは好き嫌い分かれるだろうなあ…私は苦手
ラストのお母さんの言葉に感動した。買ってよかったです。周りはおかしくなったって表現をするけど、主人公の最後を「心を閉ざした」と表現する辺り流石母親。分かってる。主人公にも共感できるいい作品です。
何年か前にあった例の事件を思い起こします。本人に罪悪感がないのか全く怖いです。こういう人たちの再生は難しいのではないかと考えさせられます。
サイコパス気質の子が自分の哲学を他人に向けるとき、こんな悲劇が起こるんだなぁと実感。
わかりにくい話どうして大好きなままを殺さなきやいけないのか伝わって来なかった
母親を楽にさせるという娘の異常な考えがぞっとしますが、娘が主人公のため、不快感だけでなく、これからどうして行くのか気になります
実話というかニュースにもなっていた話をもとにしているのでしょう。ただ殺すことをなんとも思わないことに対して、もう少し踏み込んでほしいです。
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死んで楽になるなら、と使う薬が胃ガンを引き起こすとは、苦しみながら死ぬことになるのではないか。