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「トライエイジ」で有名な鉄道一家。主人公を悪しくは描けない分、ヒールの味付けが濃い。プロイセン流が一番という主張は作風上当然だが、必ずしもそうではなかったと思う。広軌の優位性は現代の新幹線で明らかとなったが、あの時代、雨宮敬次郎はトロッコに客を乗せて「人車鉄道」と呼称し事業化していた時代である。そんな国が再投資して改軌することは民意を大いに煽り、政争の具とならざるをえなかったであろう。
漫画 コミックというよりは、イラスト付きの鉄道黎明期物語 というべき作品である。実在の人物、実際にあったトピックスと、架空の人物をうまく組み合わせて「鉄道史」を描き出している。機関車や客車の絵柄はしっかりしているが、人物の絵柄はずいぶんとカリカチュアされている。まあそれがこの作品の味かもしれない。
D51や新幹線を設計した島秀隆のお父さん島安次郎と伝説の機関士雨宮(架空)の話ですが、鉄道創世記の古典ロゴが沢山出てきて機関車好きには堪らない作品です。島安次郎の家での描写が合ったが食後書斎で勉強している所を子供が見ている所が有れば、もっと最高でした。後、島隆が描いて欲しかったです。
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「トライエイジ」で有名な鉄道一家。主人公を悪しくは描けない分、ヒールの味付けが濃い。プロイセン流が一番という主張は作風上当然だが、必ずしもそうではなかったと思う。広軌の優位性は現代の新幹線で明らかとなったが、あの時代、雨宮敬次郎はトロッコに客を乗せて「人車鉄道」と呼称し事業化していた時代である。そんな国が再投資して改軌することは民意を大いに煽り、政争の具とならざるをえなかったであろう。