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  • 2019-03-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    タイトルからカップルの片方が自由奔放なプレイボーイ、または三角関係のラブコメか?と想像して読み始めましたが、中味は小説家(の卵)と編集者のシリアスなストーリーでした。ただかなり早い時点で攻めの状況が予想出来てしまうので(色々とヒントを喋りすぎ)作者さんの思惑通りに「ええっ?!そんな事情だったのか!」となる読者は少ないのでは?受けの東護はしっとり系の美人でありながらいざという時は芯を通すなかなか魅力的なキャラでしたが、私はこの結末がハッピーエンドにはどうしても思えずモヤモヤが残ってしまいます。結局のところ主人格である優と、東護の恋人となったマサトは共存する事を選んだ様ですがこの先はどんな未来が待ってるのでしょう?東護が優の事をマサト同様に受け入れられないのであれば、いずれ優にも大切な恋人が出来るわけです。でなきゃ東護に惹かれている優にとっては生殺しの日々。当然マサトの身体がその誰かを抱く訳で、東護もマサトもそれをやめさせる権利はないし認めなきゃいけない。東護にそれが耐えられるのかな。その恋人も優が時々はマサトという人格になって東護という恋人を持っている事実を理解して割りきらなければならない。つまりは将来的に一緒に暮らしたり、四六時中過ごしたりは不可能な関係な訳ですよね。(その恋人を含めて3人(4人)で共同生活?) 仕事にしてもただですら多忙な売れっ子小説家の優に加えて、マサトも「謎の大型新人小説家」として世に出るのであれば執筆に費やせる時間はこれまでの半分(今までは優が寝ている時間にマサトがこっそり書いていた) 薄々事情に気が付いているらしい東護の上司辻は良くても、他編集者や他出版社の人たちにも秘密は徐々にバレていくでしょう。双子でないことなんてちょっと調べればわかるでしょうし。きっと私が色々と考え過ぎなのでしょうが、東護が「じゃあ俺は金土日のマサトの恋人で、それ以外の日は(優ってことで)諦めるよ」などと割り切れない性格のようなので、近い将来の破綻(恋人じゃなくなるか、優・マサトのどちらかが統合されて消える)しか予想できずあまり良い読後感を味わえませんでした。 *****とこのレビューを書いた後、作者さんが同人誌に『恋人が、二人になりました。』という作品を発表してるのを知りました。未読ですが東護が優をも受け入れたって事ですね。そのSSが一緒に読めてたら良かったなあ

  • 2018-08-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    出だしがサスペンスドラマの様相で面白い。誘拐事件の被害者である子供が成長してベストセラー作家になる。ただ、事件の影響で二重人格となっており、別人格が主人格への融合を前に存在の証として小説を書き、それが編集者の目に留まる。二重人格の小説家と編集者とのラブストーリー。出だしのインパクトに引かれて購入。内容は面白かったが、エッチシーンの辺りで中弛みした感じ。最終的にハッピーエンドのような感じにはなったけれど、主人格の優の今後が全く見えず、救いがないなーと感じた。

  • 2018-08-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ハッピーエンドなのかもしれないけど、優は幸せになれてないし、性格は気に入らないけど、可哀想な気がする。よくある話ではあるけど、なんか腑に落ちない。その結末でよかったの?って感じです。

  • 2019-04-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    表紙の意味が全てでしたね。解離性人格障害にて本人格と他人格が同じゲイで良かったね、とひとまず安心はあっても今後に不安は残るエンドです。

  • 2018-08-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    これは評価つけるのが難しいですね。今までにないタイプのお話であり (設定自体は、あると思うのですが) ミステリー仕立てのプロローグから内容に引き込まれます。面白かったかと言われれば☆5、小説や映画を楽しむとき結末がどうなったかがある意味一番重要ですが、そういう意味では☆3.5くらい。他の方も言われてるように、一生これでは無理があると思いますし、優の人生は、伴侶は…?と疑問に思います。ここからネタバレになりますが、おそらく優をとことん嫌な奴にして、優が消えマサルが主人格になり幸せになるという結末にした方が、評価は高かったのではないかと思います。でもそれでは人格ものとしてありふれている。統合して二人の良さを合わせ持った人格になり、幸せになるというのも、どこかで見た感じ。なので作者さんと編集さんは、あえてこういう形をとることで今までにないお話にしたともいえます。そのチャレンジャー精神と作品の個性に☆5!

  • 2018-08-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読んでいてじきに似ている二人の謎は解ってしまいますが、まああまり病気のことに深く突っ込んでも仕方ないかな?とも思います。そういう意味では軽い仕上がりになりました。

  • 2019-04-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    作家と編集者の組み合わせが好物で、しかも謎めいているところにも惹きつけられました。が、読んでいる途中で思っていたより、あっさりと作家さんの正体に気づいてしまいました。もうちょっと仕込んで下さっていたら楽しめたのにとちょっと残念な気分です。

  • 2018-08-15
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読んでタイトルの意味を理解できました。評価は星3寄りの星4です。一見ハッピーエンド風ですがこのまま一生は無理じゃない?と複雑な気持ちになりました。

  • 2018-08-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    何だかちょっと私には合わなかった。中だるみしてちょいと飛ばしてしまいました。モヤモヤした読後…

  • 2023-11-25
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ストーリーもタイトルもセンスいい。けど麻々原絵里依先生が1番すごい。