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レビュー一覧

ふしぎの国のバード

5点 4.6 49件
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    24
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  • 2019-01-03
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    NHKの朝ドラ原作になって不思議でないです。漫画化するにあたっての人物設定が見事。バード女史を只の好奇心旺盛な破天荒キャラにするのではなく、論理的で公平、慈悲深さや使命感も併せ持つ主人公として魅力的に描いています。通訳のイトの無愛想な従者から徐々にパートナーに変わっていく過程も見所。ドラマとしての脚色はありますが概ね原作・史実に沿う内容の様なので読んで教養にもなって凄いの一言です。

  • 2021-04-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    イザベラ・バードの「日本奥地紀行」が漫画で読めるとは、感激です! 取材・資料集めが大変と思いますが、ぜひ時代考証のしっかりした作品にしてください。期待してます。

  • 2021-04-15
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    当時のリアルを考えられる漫画の描き方が面白い。海外どころか国内を旅するのも容易ではなかった時代、命を賭して旅をした異国の女性の目には、日本はどのように映ったんだろう。続きが楽しみです。

  • 2025-08-30
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    文句無しの名作です。実在のバード氏の人物像や彼女が残した日本への感想等はもっと辛辣らしいですが、漫画では読み物的に面白くする為に、キャラクター設定をかなり美化?変化させているそうです。が、それでも、主人公バード氏の目線を通して見えてくる100年以上前の未知の日本ワールドが、著者の熱量ある筆致により鮮やかに蘇って来ます。特に葬式や風呂文化は聞いたことも全くない未知の領域でした。教科書はもちろん映画やドラマでもコンプラ厳しい媒体では表現不可能な世界観が、これでもかと盛りだくさんです。まるで100.年以上前の日本を旅しているかの様な感覚になります。

  • 2020-08-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    明治11年の日本奥地紀行はイザベラバードを44歳より遥か若く可愛らしく描かれてる。当日の日本時代背景も忠実に原文に沿ってる。伊藤鶴吉も良く描けてる。まだ秋田迄の7巻だか、北海道迄期待してます。朝鮮紀行も面白いかも。

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    民俗学に興味のある方は楽しんで読めると思います。ただ民俗学に興味がないと、昔の日本の厳しさと汚さを垣間見るだけになりそう。

  • 2021-04-05
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    レビューを見て昔の日本人の生活が知りたくて何となく借りましたが、ストーリーが進み始めて面白いので続きを借りました。昔の日本人の生活がリアルに描かれています。読み進めていくうちに、衛生面以外は今より昔の生活の方がやはり日本の民族にあってるのでは…という思いが強くなりました。

  • 2020-01-20
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    敢えてカテゴライスするなら、博物学手法に基づく比較文化論。この方法でのフィールドワークの様を表した漫画も散見しますが、凡百の他作と本作を決定的に差別化するものは、1.観察者が自身の物理的視野の事象にこそ、重きをおき、当時の日本の政治体制には、むしろ無関心と感じられること,2.それゆれに、前述の範囲にて、有機的に関わりを得る人々には、旅における「命の源」食事、防寒具などを提供してくれる恩人達として、最上の礼儀をもって、応じられるのでしょう。生活の基を異する人達との、初めての接触は、夢が冒険心が、いまだ枯渇していない読者の、魂の一番深いところに波紋をつくります。

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    イギリス上流家庭の婦人が、けもの道同然の道を旅行し、ネズミやノミだらけの宿に泊まるなんて、設定だけ史実に基いたフィクションだろうと思っていたら、イザベラ・バードは実在したと知って驚いた。田舎では文明が届くのが一世代ほど遅いのは分かるが、そんなところへ不衛生とは無縁であろう身分の高い女性が、単身で乗り込んで行ったことが信じられない。「障子に目あり」の諺がただの諺ではなかったことや、女性が胸丸出しで生活していたこと(だから混浴もそれほど抵抗なかったのかと思った)、戊辰戦争で兵士が戦地となった村を荒らしたこと、人間の生肝を薬だと言って食べたことなど、信じられないが事実だったらしいことがどんどん出てくる。また、お歯黒の仕方や葬儀や婚礼の様子は、少しずつ廃れていく中にいる日本人では、記録されずに記憶が薄れていき、やがて忘れられていくだろう。イギリス領事が貴重な調査として補助したことに感謝する。漫画ではさらに、市場や住居の様子などがしっかり描き込まれているので、細かいところにも驚きがたくさんある。この先の巻ではアイヌに対する、敬意に満ちた詳細な記述があるらしく、新刊が待ち遠しい。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    何気なく読み始めた作品でしたが、面白くさくさくと読み進めてしまいました。主人公のバードさんの人柄が温かく、また出てくる人たちも優しいので感動するお話がたくさんありました。