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3巻まで読了です。ドキドキハラハラのイルゲネスから雪崩れ込みましたが、こちらはまた全然違った考古学サスペンスなのですね。当方奈良民なもので、ニヤニヤしっぱなしでした。とりわけ3巻に出てくる、大神神社本殿からくすり道を通って大美和の杜展望台、山の辺の道から檜原神社へのコースは私自身お気に入りの散歩道であり、正確すぎる景色と足取りにワクワクしました。といっても、話中では忍が西原に、空白の十二年が辛かったと打ち明け、事件から手を引いてくれと伝える、せつないシーンです。この檜原神社で忍が、二上山を背に立っている鳥居は、地元でちょっと有名な夕焼けスポットでもあります。春分、秋分の日には、二上山の雄岳と雌岳の間に沈む夕日を撮影するために、この小さな神社の狭い境内に、多くのカメラマンが三脚を立てます。私も偶然、秋分の日近くの夕方訪れたことがありますが、心奪われるような絶景を目に焼き付けることが出来ました。

小説で興味があり読んでいてコミックも読んで見たくなりました。小説ではわからなかった部分が絵でわかり納得できました。

シャープな絵が気になり読みましたが、発掘に対する思いや大変さが伝わりとても面白かったです。

原作が原作だけに、おもしろいのはわかってます。ただ画力はどうだろうかと心配してましたが、ごめんなさい、二次元化においてここまで見せていただけるとは思ってもいなかったですよ。すばらしいです。キャラクターもきれいだしね。次巻期待します。