レビュー一覧

システムキッチンに変えるとか畳を張り替えるからと、オーナー側に敷金＋αを請求されたことがあります。畳の張り替えは大家負担、ましてリノベーション代を出さすとかあり得ないので少額訴訟を起こしたらあっさり引き下がりました。私が入居前の空き部屋だった頃の光熱費を払わされたり、引っ越し当日に立ち会い予定の不動産屋がブッチしたり、計量鉄骨と聞いたのにエアコン取り付け業者から木造だと知らされたり、事実上の敷金を別の名前で誤魔化され、引っ越しても1円も返してもらえなかったり、マンション購入を考えていたら口のうまい営業マンに、今買わないと他の方も見に来ていますから売れちゃいますよ、と希望と全然違う予算オーバーのマンションを危うく購入させられ100万単位の手付金を損する寸前になったり、全てあるあると思い当たることばかり。でも印鑑ついたら、説明されてない･知らないでは通らないんですね。読むと、不動産不振に陥り家を買う気がなくなりましたが。

不動産についての知らない話がたくさん出てきて非常に面白かったです！ストーリーとしても普通に楽しめますが、そうなんだ！っていう、暴露本みたいな楽しみ方が出来ますね。業界裏話みたいなのが好きな人にはおススメです。

こういう不動産の裏話的なお話、大好きです。怖すぎることもなくさらっと読めるし、早く続きが出ないか楽しみに待っています。

すごく面白いです。他の方もおっしゃっているように、不動産の裏事情や仕組みがわかって勉強になります。2巻以降も楽しみです！

怖い怖い。怖いですねえ。わたしが怖いと思っている業界2は建築と医療でしたが不動産も怖いですね。なぜ怖いと思うか。わからないからです。だから騙されても気づけない、不手際があっても突っ込むこともできない。そして芸能界などと違ってだいたいは身近に密接してるところです。怖いと言われる芸能界なんて関わり持たないでいること、簡単ですから。しかし医療や住むところはそうはいかない。無知は罪です。だからなるべく引っ越しはしたくないと思いつつきましたがこの度引っ越しすることになり不安しかありません。引っ越ししたくないといいつつ今まで延べ8回引っ越ししてます。その経験からいっても社長のいうとおり、家が売れるのも運でしょうが、よい不動産や仲介人に巡り会うのも運なんです。なぜなら良いか悪いかさえも素人には判断できない業界だから。この主人公は運はとてもよいとおもいます。この主人公のようにね？正直にやって来て首を免れた！なんてことは稀。報われない人なんて佃煮にするほどいるんですよ。だから立派な志だけではどうにもならないこともある。しかし主人公はそれプラス、志に加えて運もあるので活路が見いだせているのだと思います。面白かったけどあんまり漫画で現実だけ見せられるのは好みじゃないですね。リアリティとか個人的にはさほど必要ないんで自分は。この作品に関してはリアリティなく夢を見れる部分があるとしたら主人公の運の良さと、部下の女の子が夢を見られるかもしれない要素かな。まーしかし引っ越ししたくない気持ちがますます強まりました。

同じ業界に居るので、心境や状況がリアル過ぎて辛いです。でも面白い。

絵はあまり好みではありませんでしたが、それを感じさせないくらい面白かったです。話が面白いだけでなく、少し難しいですが不動産の知識も付きます。将来不動産屋さんにお世話になる時は参考になりそう笑　嘘がつけなくて絶望していた主人公が次第に嘘がつけないことを受け入れ表情が変わっていくのが印象的でした

面白いです。不動産投資に興味がある人、投資に興味が無くても不動産を持たざるを得ない人、買ってしまった人は大いにライフハックとして役に立つと思います。買わないで賃貸で済ませたい人にも、知っておくとよい情報があるでしょう。普段は大家サイドしか知らない世界がありますから。不動産業界にいる人には「知識が古い」「今は違う」なんていう人もいるみたいですが、古いなら古いで歴史を知っておくべきです。このマンガで仕入れた知識でツッコミを入れれば「いやーそれは古いですよーハハハ」といいつつ「なんだ、多少の知識があるのか？」と警戒させることができるでしょう。舐められずにこちらに有利にネゴシエートできるのです。そう、不動産で大切なのはネゴシエートです。粘って粘って粘る。焦らない。そのネゴシエートの１パーツに利用できる。オススメですね。星一つ減らしたのは登場人物にファンタジー臭が結構するからです。でも、エンタテインメントにするには仕方がないところもありますよね。極端なキャラ立てしたほうが伝わりやすいし。青年誌に「愛されるハイスペ女」なんてメチャクチャハードル高いキャラクターをもってきて、かつ「いい子だな」と実際に思わせるのはすごいと思います。

営業マンなんてこんなもんだよね。大きな買い物した際に最終的に人間を見ると言うけれど、客が見るのは営業スマイルでしかない。

素晴らしい。大変勉強になりましたし、単純なフィクション作品としても面白い。「嘘がつけなくなる」なんてギャグマンガでしかなかったような設定を、不動産業界にぶちこむなんて、センスありすぎる。それだけ世間は嘘で塗り固められているということですね。個人的に1番推したいのは「騙されないぞ！メンインブラックはみんな敵だ！」と、極度に警戒させるのではなく、「あ～そういう風に利益を出してるんだな。そんなジレンマがあるんだな。」という業界の事情もリアルに知ることができて、絶望しないで済むところ。とにかく面白く読めて、人生にとって有益になる漫画です。絵も好きです。