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少し古い作品ですが、さすがの一穂先生でした。そしてやっぱり想いが通じるまでより通じ合った後の後半の方がぐっと来るのでした。この作家さんの中で、恋愛とか生きることとかが決して「蝶よ花よ」では済まないこと、でも「光を目指していく」ことだというポリシーがあるんだろうなあと思います。
作者さん買いです。残念ながら絵柄は好みではありませんでしたが、文章目当てだったので、問題なし。いつもながらの着眼点とか、言葉選びとかに感心しながら、読めました。
この先生にしてはあるか?こんな偶然?って感じのお話でした。
全体的に迷いや苦しさがあるお話でしたが、その重みが読み手には心地よかったです。
親の再婚での義兄弟カップルです。つらめの就活が出てくるので、もやっとしてしまいましたが、会話や風景や心情の表現が素晴らしいので、やっぱり読んでよかったです。もっと二人がいちゃいちゃしてる続きが読みたくなります。
特に派手な出来事はないけれど、田舎の長閑さや人間性、今を懸命に生きている若者とその家族との繋がり、恋健気な恋心。ふとした瞬間に埋もれてしまいそうな小さなひとつひとつが丁寧に書かれていて時にほのぼの、時にしんみりとして足跡を残してくれたような気がします。物語の中で現在と過去がちょくちょく行ったり来たりするので今は現在なのかどうか、前にもどって読み返したり少し混乱してしまいました。イラストがあまり得意な方ではないのがちょっとだけうん...。葵の性格にイラっときちゃうところが少しだけあったけど、やはり憎めない。
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少し古い作品ですが、さすがの一穂先生でした。そしてやっぱり想いが通じるまでより通じ合った後の後半の方がぐっと来るのでした。この作家さんの中で、恋愛とか生きることとかが決して「蝶よ花よ」では済まないこと、でも「光を目指していく」ことだというポリシーがあるんだろうなあと思います。