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沙野さんはBLで好きな作家さんの一人なのですが、沙野さんの特長の「恋愛」×「エロ」×「オカルティック」のバランスか今作はとても良く、とても面白かったです。続編出てほしいな。
沙野作品は今まで紙媒体で集めていましたが、何度も読み返すのに電子の方がいいかもと思って今回購入。期待を裏切らず、読み応えのある勢いのあるストーリー。受けの危機では、お約束の救いが来るはずと思いつつもドキドキハラハラしてしまいました。「憎たらし可愛い」受けと攻め、時々弟も参加しての口げんか、裏テーマのサンドウィッチも楽しめました。スピンオフも出てほしいです。
設定が面白くて話しにどんどん引き込まれました。
枯れ人、水師、水人と植物になぞらえて上手く考えられたストーリーでした。終盤までテンポの良い展開で引き込まれます。ですが最後、弟の感情は別の物であって欲しかったなあ。でも裏テーマだと知って、書きたかったのなら仕方がないです。そこだけマイナス一。
沙野先生はあとがきに本作のテーマを書かれてるのがほとんどですが、こここらよく、上手にプロットに出来るもんだなーといつも尊敬してしまいます。
ラストまでは、ストーリーもSFとして読めて面白かったのですが。終盤の3人の絡みが受け付けませんでした…。キャラクターは好きだったので残念です。
元気をもらえる人と、元気を吸ってく人っていますね。それを納得できました、枯人になぞらえた現実にいそうな話しにぞくっとしつつ一気に読みました。すごい話です!堤さんのバックが奪われちゃったのざんねんです。。。
枯れ人症候群という奇病の作り込みは素晴らしくてリアリティがありました。作為的な出会いであったとしても水師と水人という受けと攻めのコンビは最高だったのに、最後の最後に地雷が埋まっててショック。賛否両論ありそうです。
最後、なんだか団子状態でしたが、、、世界観に引き込まれました。水、つまりやる気とかそんな感じですかね?鬱のような状態を特別な病に仕立てたお話でした。ちょっと吸血鬼要素も入る独特な雰囲気でした。
とてもとても良かったです!沙野さんはもともと大好きな作家ですが、今作も私の萌えツボにクリーンヒットでした!現代設定にミステリアスな病気が絡めてあり、兄弟の関係にもドキドキ。そして最期の……。苦手な人もいるでしょうが、お好きな人にはたまらないと思います。
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沙野さんはBLで好きな作家さんの一人なのですが、沙野さんの特長の「恋愛」×「エロ」×「オカルティック」のバランスか今作はとても良く、とても面白かったです。続編出てほしいな。