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傷の舐め合いが交差し絡み合って面白かった。ただ、全員の家族シュチュエーションがほぼ同じ印象が否めないかな。
じわじわと心を抉ってくる切なさがあります。慈雨と実華子さんの関係性も途中からわかってきて、二人のいじらしさや哀しい傷の舐め合いに胸がひどく痛みました。二人と二人と一人の絡まりあった傷つけ合いがとても辛い。でも、知明くんがすごく強い子だった。慈雨の口の悪さというのも心の脆さや繊細な心を守るバリケードの役目もあったんかなと。ご飯が絡むお話っていいな。美味しくて、心のこもったご飯は癒されます。
序盤はあまり2人の像が掴めず、自分には合わなかったかもと不安になりました。気づいたら夢中で読んでいて、なんでそんな口聞くの!とつっこみながら読んでいました。みんなどうか幸せでいて。
恥ずかしながら「見はるかす」という言葉をはじめて知りました。一穂さんはさみしさの表現が多彩なかただなと思う。。大根役者の家庭、去っていく恋人。見はるかす大海原、自分を必要とするひとがどこにもいない、求めても誰にも届かない。焦燥と諦観が交互にくるような。。ギューーってなりませんか。そんなさみしさをもつ、知明、慈雨、実華子、同じ境遇の3人のお話です。わたしは物語の先を読むってのがヘタクソなので、最初の「知明が慈雨に訊きたかったこと」もまっったく察することができず、ガビーン(゜Д゜)ってなってしまった。そんな思いを抱えて育つなんて。慈雨と実華子の関係についても同じくガビーン。つらくなるエピが多いお話なので再読率はイマイチだけど、いいお話ではあるのです。
ちょっと前の作品ですが、ホントの意味で大人になるために一所懸命な人たちのお話でした。出会って別れて、また出会って、いろいろなことを乗り越えて前に進む姿がいいです。
心理描写や表現はいいのですがなんとなく居心地の悪いお話でした。
エピソードや会話の1つ1つが組み合わさって、読後ピースが完成されたような感嘆と優しい余韻が残ります。
面白かったです。二人が少しずつ間を詰めていく様子が丁寧に描かれていて、さすが作者様だなあと思いました。が、いつもよりヒリヒリ感は少なめかな。もうちょっと胸が苦しくなるような切なさがあっても良かったかなあ。それと、夫婦の秘密はすぐにピンときてしまいました…。
作者買です。ストーリーは、明るくない話なんですが、ハッピーエンドなのでよかったです。淋しくて、寂しさをどうしようもなくやり過ごして、そんな時出会った義理の甥との幸せになるまでの話です。
両親からの愛情を感じたことのない攻めくんと、これまた、母親から心ない言葉をかけられ傷ついた受けくんが、おい・叔母の夫という関係から恋人にまでなるお話です。シリアスなんだけど、笑えるところもあって、そのバランスが絶妙でした。
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傷の舐め合いが交差し絡み合って面白かった。ただ、全員の家族シュチュエーションがほぼ同じ印象が否めないかな。