レビュー一覧

虫シリーズ楽しく読ませて頂いているのですが、今回は少し登場人物が好みではなかったかも。都合のいい立ち回りの人が2人いて、そんなに都合良くいくかな？とそれが気になってしまいました。ある程度は都合良く話が進まないといけないと思うのですが、攻めの最初の頑なさを考えると展開に甘さを感じてしまいました。前作と比較してしまうせいか評価が厳し目になってしまいました。

やっと出た～！先に出ていた『愛の在り処は見つけたけど』を読んでしまい、ちんぷんかんぷんでしたが、やっとつながった～！愛を知らないで育った子供達の遣り取りが身につまされる～！やっぱりムシシリーズ好きだ～！

なんでまた虫って、と昔思ったものですが、読み出すと引き込まれます。シリーズどれも好きですが、異国情緒もあってロマンチック度高いこのカップル、麗しくて素敵です。心臓がキュッと絞られるような、寂しさの表現がお上手です。

シモンにどんなに冷たくされても、葵は愛されたいだけじゃなく、愛し寄り添おうという姿勢が愛情深くて良かった。ケルドアの人全員がグーティーに対しての執着が強くて怖いほどだった。シモンを特別視してるのに真綿で首を絞めるように苦しめている残酷な人達だなと思う。空が居なかったら一生再会しなかったかもな。

シリーズ史上最高に好みの設定でいいですね。すぐに続き読みます。

むしシリーズの中で一番気に入っています。シモンが少しずつ変化していくところがいい。「愛」とは何か、考えさせられます。

愛を見つけたい受けと愛がわからない攻めのお話でした。受けの健気さと攻めのもどかしさ（彼の境遇はひらすらに気の毒です）に翻弄されつつも、楽しく読ませていただきました。完全なハッピーエンドかと言われるとそうでは無いですが、ハッピーエンドです。攻めの完全な成長を次回作で期待しています。

泣きました( ；∀；)愛とは何なのか。親子の情愛、恋人との恋愛。愛にはいろいろあるけれど、いろんなことを考えさせられました。続きも出ているのでこのまま読んでいきたいな、と思います。

紙媒体で持っていた頃から大好きなシリーズです！物語が切ないけどちゃんとハッピーエンドなのがいいです

ムシシリーズは初めて読みましたが、とても面白かったです！シリーズとなっていますが、世界観がシリーズなだけで、この巻単独で楽しめます。キャラクター設定はパブリックスクールシリーズと酷似しているかなぁと思います。不憫受けなところが特に。愛を知らない攻めと受けが、悩みながら愛というものと真剣に向かい合う姿が胸を打たれます。昆虫の遺伝子を持つ設定もしっかりいきていて、面白いです。止まらず一気読みでした。続きの巻も出ているのでそちらもおすすめです。受けが両性具有なので、それが苦手な方にはおすすめしません。