レンタル48万冊以上、購入124万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
ため息が溢れます。すごく、良かった。先生初のご当地物だそうで、描写が映画を観ているように目に浮かびました。白い土塀に囲まれた敷地に、見事な桜の木と昔ながらの酒蔵。桜の木の下に佇む美しい青年。最初は中々物語に入り込めず、それこそ映像美がウリの邦画を観始めた感覚でしたが、隼人と要の人物像や2人を取り巻く環境が詳らかにされていくにつれお話は徐々に加速していき引き込まれていきます。隼人が要に精製されてどんどん澄んでいく過程が清々しいです。流石は優秀な杜氏さん(笑)レベッカ・ストリートを読んで追いかけようと思った作家さんなので、どれを読んでも面白いだろうと思って、だからこそどれから読もうか迷っていました(笑)レビューに背中を押して頂いて、読んで良かった作品です。
ハッピーエンドです。しかも作家さんもおっしゃってますが、BLである意味のある作品だと思いました。主な登場人物がそれぞれ浅くはない傷を持っているからこそのハッピーエンドです。
過去が切ないですが、良いお話でした!甘々な続編が読みたいです。
読み終わって、よかったと思いつつ、どこか寂しくて不安な心持ちも存在する…今とても不思議な心境です。みんなが幸せになれるといい、そんな果てない夢を見そうになりました。大好きな作品のひとつになる、そんな気がしています。
泣かされました。深い愛情と成長と解放の物語…とか書くとなんだか物凄くありきたりなお話みたいですが、本当にそれぞれの立場からの愛情が沁みます。特に誰もが硬直して動けなくなっていた中、ひっそりと外への橋を架け続けていた大いなる愛には脱帽です。渋いです。カッコ良いです。
力作なのに、誰が付けたのかタイトルがあまりに残念すぎる。同じ作家さんの「レベッカ・ストリート」と対で読むべきでしょう。どちらも、心を閉ざした「美人」が「愛」の力で少しずつ開花。相手もその過程で自分を縛っていたこだわりから抜け出す。痛々しさを感じる場面も多々ありましたが、最後は穏やかな気分で読み終えました。
BL小説。他の出会ってすぐベッドインしてずっとHシーンばかりというのとは違う、ストーリーメインの話。こんなにうまく同じ傾向の人が出会う事は1000年に一回くらいの確率なのだが、小説ということでスルー。
途中何度もイライラと不快な気持ちになって止めようかと思いました。百貨店の同僚のやらかしにイライラし、攻めの性格ってどうよと思ったり、受けの周りの人々にいつまで過去にとらわれているの、と思ったり…最後の最後まで結構キツかったです。最後の最後で良かったとやっと思えました。ぜひ後書きまで読んでください、色々納得します。あと、この作者様の文章は結構癖があるので、少し読みにくく感じました。
ちょいと切ないシリアスです。心の傷が尾を引いてている。
ストーリーは面白かったですが、初めて読む作家さんだったためか文章のクセに慣れなくて苦労しました。セリフの後にその意味や心情を説明する文章が頻繁に入ったり、地の文にやけに名前が出てきたり。一番気になったのは、主にセリフの後に使われている、『嘘を、〇〇は告げた』『~ということを、〇〇は聞かせた』というような表現。特に強調するようなセリフでもないのにそのような表現が使われていて、装飾過多に感じました。おそらく、単純に『~と言った』というような文章を使いたくなかったのかなと個人的には思いますが…。一旦気になってしまうと、目について話に集中できませんでした。あとタイトルも合ってない…。もったいないと感じる点が多かったです。
レビューを表示する
ため息が溢れます。すごく、良かった。先生初のご当地物だそうで、描写が映画を観ているように目に浮かびました。白い土塀に囲まれた敷地に、見事な桜の木と昔ながらの酒蔵。桜の木の下に佇む美しい青年。最初は中々物語に入り込めず、それこそ映像美がウリの邦画を観始めた感覚でしたが、隼人と要の人物像や2人を取り巻く環境が詳らかにされていくにつれお話は徐々に加速していき引き込まれていきます。隼人が要に精製されてどんどん澄んでいく過程が清々しいです。流石は優秀な杜氏さん(笑)レベッカ・ストリートを読んで追いかけようと思った作家さんなので、どれを読んでも面白いだろうと思って、だからこそどれから読もうか迷っていました(笑)レビューに背中を押して頂いて、読んで良かった作品です。