レビュー一覧

これはちょっとキツイ感じで、悲しすぎます。

シブイ！ボス猫のあれこれや猫社会の解釈が面白かったです。人間パートはいらないなぁというのが本音です。描写不足も相俟って、人間が主軸に絡むと途端に見慣れた雰囲気漫画に成り下がってるような…（最後の話が特に）　結局は人間の考える猫達の物語でしかないのだから、猫達だけで話が進んでくれた方が好みでした。

おもしろそうな内容ですが、絵が独特でやや読みづらく感じてしまうので☆2です。

野良猫に限らず、野生の世界を人が想像して描くことには限界があると思う。この話でも、どうしても人情にちかい心情が物語に混ざり込んでくるのだけど、それでも野良で野生であることがどういうことであるのか、読み手にも伝わってくる。作者が本当に「野良猫」を好きで、ある部分野良猫になりきって描いているからだと思う。

野良猫の世界は厳しい。心が痛くなるような場面もあります。けれどそれ以上に、己の生き方に忠実で、力強く生きる彼らの姿に言いようのない尊さを感じる名作です。彼らに対する深い愛情が伝わってきます。

何回も泣きそうになる。 猫のはなしなのに心が痛くなる。この作者さんは凄いです。

外猫の現実ですが、なかなかシビアです。外猫をよく観察しているとは思うのですが、読んでて辛いです。猫たちの心理が分かりづらくて共感できなかったです。絵は独特で、可愛いとは言いがたいです。ということで好みではないけど、これは好き好きかと思います。猫漫画というとほのぼのするものだけではないということで。

本作品のような過酷な環境に生きる全ての野良猫たちに幸せな時間が届きますように。小さかった子供の頃、公園で怪我していた野良猫に意味もなく砂かけてしまって、本当に本当にごめんなさい。十代の頃、街で見かけた猫に近づいたら、野良猫が焦って走り出して車のドアに体当たりしたの、本当にごめんなさい。サラリーマン時代、出勤しようと車に乗ったら、子猫の声がしたけど気にせずに走り出したら、やっぱり声がする。車止めてボンネット開けたらエンジンルームに野良子猫がいた。怖かっただろう、本当にごめんなさい。保護猫や捨て猫を飼いたいと、猫飼育OKの賃貸に引っ越ししたけど、病気になって飼えなくて、ごめんなさい。

両方読みましたがどちらも切ないです。野良の中でどう生きるのかというのを人間の世界に置き換えて考えると切ないよりもﾎﾗｰに感じられっす

なんでしょ…せつないなぁ野良猫はいてもいいけど、、、以前産まれて1カ月くらいのノラの子猫がじゃれついてきたけど、もう2匹いたから泣く泣くサヨナラしたけど今でも心残りがあります…あの子達はどうなったのか、頑張って人間に甘えてきてくれたのに…と野良の子はノラ…読んでいて考えさせられました。