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親の借金のかたに子供がレンタル家族で働く？そしてその家の問題を解決していく‥

親に捨てられてそれでも生きていかなくてはいけない。その為には代償＝仕事が必要。なんだか悲しくなってしまいました。

幼い子どもの方が大人より真実を見抜いていることもあると感じさせられる作品です。

親の借金のかたに『レンタル家族サービス会社』に住み込みで仕事をしている、って何だか一見悲惨な感じは受けないけれど、様は親の借金のかたに住み込み年季奉公に売られた幼い兄弟の話。一見ごく普通の(什器やホームヘルパーとかの)リース会社風の所に子供が2人、学校も行かせてもらえず、借金の残高も知らされず、親の行方も知らされない(社長は知ってるでしょ～当然)で他の従業員やレンタルされた先の大人が誰も何も言わないの？？これはシリーズじゃなかったので、オムニバス形式の話でも最後には何らか決着がつくと思って借りたのに、尻切れに終わって正直ショックです。星一つでも多いかも。

それぞれの話はそれなりに良い方向で解決しているのですが、主人公の子供たちの問題は何も解決していませんでした。このシリーズ作品の中ではあまり悲壮感がなく、比較的読みやすいです。