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神事の神秘性と人間の浅ましさ、考えさせられるストーリーに仕上がっています。
島のために鬼灯が実る頃3日間だけ海神様のために奉仕する巫女になってしまった主人公と、海神様が降りる寄り代として存在する輝血様になった主人公が思いを寄せていた人物という、割りと有りそうなスタート。読み終わったら、まさかの展開にビックリしました。エロさを求めて買うんだったら、ちょっと物足りないと思うけど、背徳な愛が好きな人には、お奨めです。
「巫女のおしるし」は、前のアザの持ち主が亡くなると次の人に現れます(>_<)主人公の姉が亡くなりアザを引き継いだ主人公が想い人と結ばれる話です。切ない話でした。
沙野風結子先生大好きで、また表紙も素敵で即購入。時代は昭和初期、海神信仰が100年続く小さな島が舞台の話し。漁業と真珠の養殖で暮らす島には、代々海神に仕える一族がいて、彼らの中から輝血(かがち)様と巫女が選ばれます。二人は年に一度の神事で海神に身を捧げ、一年間の豊穣と平和を島民に約束するのです。幼馴染み、神秘な隔絶された孤島、エロティックな神事、因習に伝説と、大変ストーリーは作りこまれています。エロシーンも多彩です。読んでいて、近代的精神の持ち主である脇キャラ滋朗がなんとも気の毒な役回りで、思わず同情してしまいました。評価事態は読者によってわかれる作品と思います。私は☆4つです。挿絵があれば、まだ良かったかな。
素直に本心を晒せないから、どんな形ででも手に入れようとすればするほど遠ざかっていくし、誤解が拗れて衝突しあうしで不憫だった。読んでて気になるのは、水哉が島から離れて働いていた割には、幼い印象だったので19歳だよねっと何度も手が止まってしまうほど気になってしまった。意外と水神様があっさりしてたのでハッピーエンドで良かった。島の閉鎖的な雰囲気がいい感じだった。
ほおずきには色々な見方があるなあと、感慨深いです。義兄弟はやっぱり、お兄ちゃん呼びがぐっと来てエロくていいものですね。
触手あり、凌辱あり、軽い寝取られありの近親姦(実際に兄弟ではないのでご安心?を)を想起させる和風ファンタジーでした。話のモチーフがとても暗いのですが、色んなシチュエーションがあって楽しかったです。感情移入して泣きたい時じゃなくてファンタジーを更にファンタジーなBLで味わいたい人にエンタメとしておすすめします。
難しいお話ですが、ストーリー重視の方は楽しめると思います!シリアスとか切ない話が好きなので楽しめました!
昔の風習が残る人里などは、神事の伝説や由来やらを、島を守る生贄や人柱や巫女を輩出している一族が富を手離したくない強欲さゆえに都合の良いように書き換え次の代へ語り継ぐことが多いと思いますがこの作品も例に漏れず都合の悪い事実は奥深く隠されています。戒滋の想いは読者としてはわかっていたのてすが、彼も水哉も滋朗もみな想いが行き違ってしまってもどかしく悲しかったです。意地の悪い神様かと思いきや、禁忌の恋をしてしまう人間の欲深さといじらしさ健気さを母のように慈悲の心で紡いでくれるような海神様でした。想いが通じ合うのがほんとラストなのでそれまではもう切なくてたまりません。神秘的で清らかな男のお仕置きえっちはとてもムッツリで変態的でごちそうさまでした。
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神事の神秘性と人間の浅ましさ、考えさせられるストーリーに仕上がっています。