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自分が受け止めきれない記憶は、心の奥に封じ込めてしまう。そうしないと自分が保てないから。という話を聞いたことがあります。主人公が自分で自分のいた場所に行くことで、自分の家族を思い出していく過程はとてもだきドキしました。
吉野先生の作品は不思議で考えさせられて、哲学的な所が大好きです!また絵ももちろんきれいで好きです!
よくありそうな話をですが、画力と独特なテイストであっというまに読みました。
修学旅行や受験といった、「たまたま戸籍を取り寄せる必要のある行事」をきっかけに主人公も忘れていた出生の秘密が明らかになる……というタイプのミステリー。初め秘密を持っていたのは大人たちのほうなのですが、中盤以降は主人公にこそ「事実を知っている」という秘密ができてしまう。ありがちな和解や告白のシーンが描かれずに終わっており、おそらくは全員が秘密を守ったまま生きていくのではと思わされます。なんとも言えない重み。
良くも悪くも吉野先生の作品だなと(^_^;)これを映画で観るのはキツイと思いました。どういう話か気になるけれど読後感はツラい…そしてこの人たち、現実に生きていれば随分大人なんだなと、普通に読めるのに昔の話なんだなと再確認しました。
雑誌で映画化されると知って、気になりました。やはり読んだことのある作品でした。こんなにも暗い話だったことにちょっと驚きましたが、懐かしく読みました。最近見ないなと思ったら、亡くなられていたなんて!好きな作家さんだったので、他の作品も読み返したいです。
懐かしくて買ってしまった。とても、印象に残る話。嘘のつき方とか、ストーリーというより心情が心に残る。彼の方のスピンオフもあるのでそっちも買おうかな?
設定だけなら2時間ドラマとかにありそうな、どこまでもありがちになってしまいそうなところですが、テンポのよさとディテールの面白さでぐいぐい引き込まれます。徐々に真相が明らかになっていく物語のリズムに心地よく急かされ、一気に最後まで読んでしまいました。この作家さんが好きになりました。
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自分が受け止めきれない記憶は、心の奥に封じ込めてしまう。そうしないと自分が保てないから。という話を聞いたことがあります。主人公が自分で自分のいた場所に行くことで、自分の家族を思い出していく過程はとてもだきドキしました。