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圧倒的な画力。言葉少なで何か感動的なセリフがあるわけでもドラマチックな展開があるわけでもないけど、淡々とした中にじわっと滲む不幸の感覚。切なくなって涙が出ます。家族で「ただいま」「おかえり」が言える。そういった事が当たり前では決してない事。そういう事を教えてくれるなと思いました。昭和感も堪能出来ます。素晴らしい。
5巻まで一気に読みました。これから6巻を読みますが、この世界がもう少しで終わってしまうと思うと勿体無くて読み始めるのに一息入れようと思い、これを書いています。素晴らしい作家さんとの出会い。この後も大洋さんの作品を読むのが楽しみです。
重い。本当に重い。とにかく重い。読むのにかなり気力が必要です。ヒューマンドラマが観たい人にはオススメかも。
学区に「事情があって親と暮らせない子どもたちが暮らす施設」があり、来春小学生になるわが子と同級生になる子どもたちが暮らしています。私自身、そのような環境の子と出会ったことがなく、どんな子がいるんだろう、うまくやっていけるだろうか、ひどいめにあわされたりしないだろうか、取り返しのつかないような事件に巻き込まれたりしないだろうか、と心配で、このマンガを読んでみようと思いました。マンガの舞台は1970年代で、2020年現在からみれば50年近く前なので、もうこんなふうではないんだろうな、施設に預けられた時点でゲームやスマホは持ってるのではないかな、と予想しながら読みました。読んだ前と読んだあとで施設の子への気持ちはあまり変わりません。やっぱり不安。ちょっとこわい。どんなふうにつきあっていけばいいのか、答えは何もなかった。でも、読みながら、涙が出る場面が何度もありました。親を求める子どもの気持ちの強さに、頭の芯がしびれます。読み終えて、こどもをギュッとしました。
心に押し込めたそれぞれの子どもたちの痛いほどの気持ちが、リアルに迫ってきます。それでも、物語の世界観は、とてつもなく優しくてあったかい… 胸が締め付けられて、そして、胸に染みます。
作者買いです。とにかく絵が好き。全ての作品を読んでて、これは珍しく最初にあまり好きになれなかったけど、何度か読み直してるうちにじわじわきました。
昔懐かしい世界で、静かに進むストーリー。でも感情が激しく揺さぶられます。
芸術の域にある作品。黙っていても伝わってくる系の凄いやつ。子どもたちの複雑な想いが胸を締め付ける。言葉では表現し尽くせない。
文句無しの星五つ。こんなにも絵の力を感じた漫画はないです。
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圧倒的な画力。言葉少なで何か感動的なセリフがあるわけでもドラマチックな展開があるわけでもないけど、淡々とした中にじわっと滲む不幸の感覚。切なくなって涙が出ます。家族で「ただいま」「おかえり」が言える。そういった事が当たり前では決してない事。そういう事を教えてくれるなと思いました。昭和感も堪能出来ます。素晴らしい。