キスは森のなかで

カリンはイングランド北部のタルボット邸を訪れようとしていた。この屋敷には、赤ん坊の時に生き別れた双子のフィオーナがいる。どうやって訪ねたらいいのか迷っていると若い男性が声をかけてきた。どうやらカリンをフィオーナと間違えているようだ。とまどっているカリンにその男性は突然キスをしてきた。それも、とびっきり情熱的なキスを！！　あわてて逃げ出したカリンだったが、それはあまりに忘れられない出来事だった。見ず知らずの男性といきなりキスをするなんて！！

（c）MASAKO SONE／SANDRA FIELD

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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2018-06-24

4

riveroさん

Renta!で購入済み

※このレビューにネタバレが含まれています。

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最初に思ったほどの波瀾万丈はなかったけれど、登場人物ひとりひとりの気持ちがていねいに描けていていて好感が持てました。普通、金持ちが金に物を言わせて強引にふるまうのは不愉快なものですが、この作品に関しては不快になりません。彼が、ぎりぎりのところで相手の意思を尊重しているからでしょうか。

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