
汝、鉤十字を背負いて頂を奪え
鉤十字のピッケルが導くのは、絶望か頂か――
第2次世界大戦前、ヒムラーはひとりの兵士に史上初のエベレスト踏破を命じた!
虜になる作品。エベレストの頂(いただき)と登山家の内なる狂気へと読者をいざなう……なんというプロットだろう。見事と言うに尽きる。
――サー・ロバート・スワン(作家・人類初の徒歩による北極点及び南極点踏破者)
1938年。ドイツ猟兵部隊のヨーゼフ・ベッカーは卓越した登山技術を使い、
仲間と共にけわしい山を越え、ユダヤ人の国外逃亡を助けていた。
だが、ある日彼らは捕縛され友人たちは罠にかけられ命を落とす。
ただひとり生き残ったヨーゼフにヒムラーから指令が下る。
それは、ナチスのために人類初のエベレストを制覇しろというものだった――。
現代。ニール・クインは山に魅入られた男だが、
いまでは金のために山岳ガイドをしていた。
今回の仕事は少年冒険家のエベレスト登頂に付き添うことだったが、
少年は亡くなり危うく遭難しかけたところを救出される。
彼に残ったのは山中で発見した、鉤十字が刻まれた1本のピッケルだけだった。
そして、そのピッケルが彼の運命を大きく変えてゆく。
歴史ミステリと山岳小説の頂点!
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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