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謎の転校生里中純が現れた日から、クラスメートの人間がどんどん変りはじめ、主人公加代子の家庭までおかしくなり始める。そしてそれは加代子の身にも。
転校して1週間。寡黙でクラスメートの友人がいない由加里に、はじめて友達ができた。その友達は犬を連れており、犬好きの由加里はすぐに打ち解けた。友達に誘われて向かった大きな古い家には、絶対開けてはいけないあかずの間があった。ある日、由加里は扉をあけてついに中を見てしまった。
ある県と県のさかいの寒村には無人の廃屋がある。そのすぐ近くには大きな木がそびえ立っており、村人の信仰の対象となっていた。250年前の亡霊が現代によみがえる。東北地方の実話を元に書かれた伝説。
村の者が近寄らない深い森の古城のかたわらに眠る吸血鬼。その森に、鹿を追った猟師が城を見つけてしまう……。吸血鬼（バンパイヤ）になってしまった不幸な少女カレンの血と涙の物語。
小学校の仲良し3人組が今日も元気に登校していた。彼女たちに巻き起こる怪現象。それは世にも恐ろしいヴェール・ヴォルソ現象と呼ばれるものだった。
夕方。忘れ物をとりに学校に行き教室に入ると、戸が「スーッ」と音もなく閉じたのです……。夜の学校を一人で歩く。これほど怖いことはめったにない。ここでその体験ができる、幽霊付きで。
昌代は友達から1匹の猫を貰う約束をする。ところが、昌代の母は大の猫ぎらい。ある夜、車で帰宅する昌代の父と母が帰り道に黒猫を轢いてしまう。それ以来、不可思議な現象に見舞われて……。裕福な幼稚園経営者一家を襲う猫のたたりを描く、純呪い系ホラー。
小説家石毛大三は取材で猫島を訪れたが、恐ろしい猫の呪いにかかってしまう。家に戻ってもさまざまな災いが幸せに暮らしていた家族に降りかかる。
ごく普通の小学生絵美はある日学校トイレで幽霊を見た。それをきっかけに校内や自宅いたるところに幽霊が現れるようになった。絵美の運命やいかに。
真夜中に電話のベルが鳴る。新しく建てられた体育館に呼び出された由美は恐ろしい光景を目にする。次から次に起きる怪事件。怖い学校の定番ホラー。
オートバイ好きの工員タケシはある晩道路に立っている小さな女の子をはねてしまう。呆然とするタケシの前で女の子は傷一つなく立ちあがるのだった。表題他2編。
バスケットの練習を終えた啓子は、帰り道薄気味悪い女性と出会う。一緒にいた友達に話すと誰一人そんな人はいなかったと言うのだった。
長いアメリカでの生活から帰国した美樹は全寮制の女子中学に入る。友達もでき、学校の規則に驚きつつ入園して三回目の日曜日迎えたその日に、不審なことが起こり始める。
明るく元気な恵は6年生の放送部員。今日もお昼の校内放送を担当していたが、ふとスピーカーから＜助けてー＞という声を聞く。それから怖い出来事が身の回りに起きはじめる。
百合子の叔父・大河原宛てに名無しの差出人から心霊写真が送られるが、悪戯だとして破り捨てられた。ある日、叔父の提案で夏休みを別荘で過ごそうとする百合子の身の回りに、不思議な心霊現象が起きはじめた……。
