レビュー一覧

このシリーズで一番好き！！志水ゆき先生の無駄遣いが甚だしい笑 これ読み始めた時には、こんな最低上司が相手役…？と絶望しました。読むんじゃなかったと。これは恋にはならないだろうと。性格的にも見た目的にも。…が、しかし！！木原先生はやってくれますよ、こんな奴なのに可愛く見えてきちゃいますもんね。てか、可愛くなっちゃいますもんね。本当に面白かった！泥臭くて汗臭くて生々しい作品が読みたい方は是非！

いやぁ、最初はどうなることかと思いましたが、他の方のレビューで大丈夫とあったので我慢して読み進めると、本当に大丈夫でした。この展開がすごい。シリーズもののようなので、他の作品も読んでみます。

ドラマCDを先に聞いて原作は今回初めて読みました。受けに引いた方が多いようですが自分はああいうキャラは大好物ですw 逆に攻めのキャラがちょっと…ドラマCD版や本編まではよかったのですが、その後の話のあまりの強引ぶりが自分勝手に思えてうーん。特に弟さんは可哀想としか言えません。完全に暴君ですよね。個人的に家族に優しくできない人は好きになれないので高感度がぐっと下がってしまいました。でも本編までならそこまで気にならないですし、無人島での話は本当に面白いので星4つにしました。

面白かったです。このシリーズ、好きです!最初は、見た目も性格も最悪な受けでしたが、最後は純真で一途な可愛い受けになってました。攻めの弟は踏んだり蹴ったりで可哀想なんですが、バカバカしくて笑えました！

この作家さんは結構重い話が多いんですが、今回はラブコメですね。上司の今蔵は見た目もデブで相当性格悪いんですが、無人島生活をしていく中で段々と可愛くなってきます。性格が悪いのはコミュ障なだけで、元はとても素直な性格でした。どんどん可愛さを増す今蔵。裕一はその可愛さに相当やられてるんだろうな、と思いました。

無人島の二人が行き着く所まで行って、そして助けられた後は離ればなれになってでもやっぱり再び会って。もうこの上司がああも変身するなんて魔法のようです。誰もが好きになることはないあの彼があんなに健気受けに、どんなファンタジーなんじゃこれはと｡この作品はBL 小説には稀有な作品です。

読み始めから「木原さんマジですか・・・」と絶望しました。木原作品の登場人物はぶっ飛んでて受け入れられないゲテモノ？が多いですが、まさかこれはないだろう、と・・・。色々と読者にどSかましてくれる木原さんですが、この作品の出始めは最低最悪で、攻の「重症」発言に大きく頷くしかありませんでした。でも！そこをやってくれるのが木原さん！どうしてどうして、いつの間にか可愛い受に！？イラストでデデーン！と受の顔が出てきた時は目がテン、大爆笑でした(笑)最初が辛いのはもう木原作品の特徴なので、大丈夫、ちゃんと綺麗なBLになると信じて読み進めてください。最初は抵抗がありましたが、読み終えてみた今、シリーズの続きが読みたくて仕方ありません。

この無能っぷりがツボですね。もう保護してあげたいです。

作者買いです。私としては文句なしの評価5ですが、レビューとして参考にする方もいるので4にしました。人としても上司としても最悪な受けですが、段々今蔵さんが可愛く思えてきます。この摩訶不思議さが痛快。テンポも良く、エロもガッツリあります。普通のBLに飽きてきた方にオススメします！

木原先生の書く数々のクズの中でもこれは、、性別関係なく本当に生理的にないわーと絶望しながら読み進めたらマジックが起こりましたね。これほど甘々の結末を迎えるとは。ある意味、大どんでん返しを期待していいと思います。