レビュー一覧

珠玉の短編集です。1番最後のお話が、昔の言葉で読みにくかったし、エロも全然ありませんでしたが、精神的エロスを感じました。良かったです。

文章力は相変わらず素晴らしいですが、私の中で｢夏の塩｣で固定された榎田尤利先生のイメージから真反対の作品でした。好きな人には堪らないです。

小説は感情移入しやすい長編が好きです。なので読み返し率は低いです。が、えだ先生の作品なので、もちろんおもしろいです。クリスタルが好みでした。

初期のころの小編も含む短編集。個人的にはやはり榎田尤利先生は長編が秀逸だと思いますが、こちらも面白さを凝縮した良さがありました。

本当に全作、滴るようにエロいです。なのにしっかりとストーリーも読ませますよ。ただ、私的にカルメンだけがやっぱり短編集、駆け足だなーと思いつつ、秘書さんに同情してたらニヤッとし、最後の書生の戀で心グラグラきました。各話の順序も秀逸です。書生の戀が最後なんて最高！また各話にピタッとあった豪華な各作家さん方の美麗なイラストもありそのせいで高めなチケットなのかな？榎田先生のあとがきも飾らない言葉で今の現状を深く考えさせられけっして無駄ではありません。 やはり長編が上手い方は短編もうまい、逆も然りはつねですよねー。

このなかの続編を先に見ました。大好きなおはなしですが少し高いです

短編小説集です。どの作品も、ストーリー・エロ度ともに充実していて、短編に時々感じてしまう物足りなさはありませんでした。印象の違う作品が取り揃えられているので、むしろ目が回りそうなくらい!一気に1冊丸々読まずに余韻を楽しみたいです(笑)また、作品によってイラストレーターが違うのも嬉しかったポイントです!

３人の始まりが短編ではいってます。続き読みたいです