レビュー一覧

名作です。ときたま読み直したくなる、ちょっとした人生の教科書のようなものになっています。

久しぶりに読んだけど、やっぱ良かった。

名作なだけあって読みごたえあり、次々レンタルして読んでしまいました。まずは一巻、読み始めたは止まらないです。

内容は仏陀をテーマにしているけど、作者の創作も多いです。仏陀の生涯を描いた漫画というよりも、身分差別の問題を痛烈に批判しています。生きているものがなぜ死ぬのかということも、哲学的に掘り下げていますね。手塚治虫の傑作のひとつです。禅問答がとても多いです。そういうところはさすが仏教。超能力で敵を倒す的な展開もありますが、主に禅問答で敵を説得する流れです。

手塚先生の伝記漫画の名作。火の鳥の執筆によって人間の生と死、哲学に意識が向かったのだと思われる。本作も人の生死、生きるとは何か、人を苦しめる制度とは何か等、現代も続く深くて厄介な問題をテーマにしている。手塚先生自身、相当に仏典を読んでいるらしく（あの多忙な生活でどうやって読んだのか不明）随所にその知識が垣間見られるが、ストーリーには先生の独自解釈がかなり入っており、読んで楽しめる工夫がされている。

上手いこと纏まってて面白かった。ただ、どこまでが史実なんだろう？という疑問はある。

いやはや、さすがというべきでしょうか。漫画ではなく伝記を読んでる気になるのは自分だけではないはず。名作です。

手塚治虫だから書けるストーリーだと思います。他の漫画のように一度読めばいいというレベルの作品ではありません。2度3度読み返していきたい素晴らしい作品です。

小学生のころ、読んで以来好きな作品です。また１話から読むことができて、嬉しかったです。読んでいるととても懐かしい気持ちになりました。

ブッタの生涯を描いたマンガでドラマティックなストーリーや魅力的なオリジナルキャラクターなど伝記マンガでは収まらず、壮大なスケールで描かれていて読んでいて感動しました。