レビュー一覧

びっくりするぐらい面白かった！行方不明のお兄さんを探して、大学生(休学中)の主人公・徳丸がチベットへ飛びます。そこで出会ったガイドのソナム、ナムギャルと共に、山を越え谷を越え、チベットの文化等を学びながら旅します。まず何と言ってもソナムがイケメンすぎてやばい！見た目も中身もカッコいいけど、弱い面もあるようで、だんだん徳丸と打ち解けていく様子にテンションあがりました(笑)また、普段全く知る機会のないチベットのことについても、人々の日常から描いてあったので、とても興味深かったです。面白かったので単行本も買いました。続きにも期待してます！

話もグイグイ引き込まれて面白いのですが、何といっても絵が！素晴らしかったです。手塚治虫の漫画のような、絵でその土地の空気も感じることができます。読み終わると自分もチベットに行ったかのような気分になりました。恋愛でもない、ファンタジーとも少し違う、BLでもない、冒険ですが、実に地味な冒険です。それなのにどんどん引き込まれます。登場人物は美しくて見ごたえあります！

BLじゃないのだけど、そこはかとなくbl臭を感じてしまう。イケメン、まぶしすぎる。話にグイグイ引き込まれる。こんなに面白いとは！ハマる！

主人公は日本のどこにでもよく居るような普通の青年。好きなことをしてゆるゆると生きている彼が、兄を救うため、過酷な旅をするのですが、道中ガイドの足を引っ張って迷惑をかけっぱなし。でもそれがリアリティーがあって良い。特に訓練を受けていない人間が3000m級の山々を歩いて、さらに慣れない文化で迷惑かけないわけがないのだから。読み手も一緒に西チベットを旅している気分になれます。

引き込まれる絵と言うのがこう言うものなんだと思わされる絵柄。チベットについてもテレビや雑誌ネットでしか知らないので、あんな崖っプチを歩いて行くのかと読みながら身ぶるえした。高山病のケアとかもあって、所々でバター茶やその地方地方で作られる食べ物や産物まで細かく紹介されていて、漫画を読みながら世界紀行してる気分。

チベットの土地のことはまったく知らなかったのですが、グイグイ引き込まれてしまいました。登場人物も一面的ではなく、魅力があります。面白かったです。

チベットについていろいろ知ることができます。チベットに興味が出てきました。

西チベットの背景がとても丁寧に描き込まれていて秘境に旅をする気持ちになれて、旅行エッセイとか好きな方にはかなり楽しめると思います。人物の心理描写も丁寧に描かれていて、旅で苦楽を共にして深い友情を育みながら、兄を探し使命を果たす物語は読み終わって満足感があります。

圧倒的なオリジナリティ。それだけでも評価が高い。画は好きなほう。チベット好きなのだろうなーという想いも感じる。腰パン腹チラはスタンダードですか？一日で四季があるといわれる天候だと心配になります。

ヒマラヤやチベット山岳地帯、お寺、尼僧院、村の様子、民族衣装など、圧倒的な画力。西チベットで行方不明になった兄を探しに行くというプロットにも興味をそそられ、最後まで読んだが、主人公の徳丸の性格や行動に全く魅力を感じず、途中の村で出会った女の子との恋愛話が長すぎて中だるみした割には、びっくりするくらい兄はあっさり見つかるし、兄が西チベットに来た理由にげんなり、じーさん勘弁してくれよ。ソナムが気の毒すぎる(涙) ソナムやキッチンボーイ、チベットの人たちのキャラはどれも際立っていて面白かった。ブロマンスと兄探しにもっとフォーカスしてくれたらよかったのに残念…