レビュー一覧

短編集だけど、軽く繋がってる。面白いのか面白くないのか・・・・よくわからん。作者買いだけど、やっぱり、この作者は長編のほうが面白い気がする。

作者さんのファンです。とても面白かった！ジョシュくんキレイ。大好き。短編集ですが、リンクして１つの世界観があって、奥行きがあります。エロも安定してる！体位がやらしいです(笑)

短編集だと思って読み始めたのですが、読み返して気づかされることが多々。各物語がリンクしていることに気付いた程度では理解不足かと。成立したカップルが物語の結末なのかといえば、それだけじゃないんですよ。リンクしている各話に散りばめられている、裏のテーマまで読み取ってこそ本作を味わえるというもの。流し読みだと見落としてしまうことが結構あると思うので、要注意。（二重に楽しめるチャンスをもったいないので！）アホエロいだけじゃない、マスコ先生の多彩さを再確認できる作品でした。

短編集なんだけど繋がってて、その繋がりが、一見見ただけではえ？え？ってかんじで、さすがはマスコさんです。最初、こことここがくっつく話しだと思ってると、え、違ったのかみたいな。なんていうか、好きな人は好きだけど、最初から展開読めるような王道ストーリーがお好みの方はあんまりになるのかなって感じました。

マスコ先生、とてもいいです。絵のバランスも好きです。細身の人と太めの人と大きい人と小さい人と子ども、存在感があります。3つのストーリーどれも深みがあります。『夏の終わりのサリー』も『髪結い亭主』も今後は誰が主役になるか分からない面白さがあります。『珍奇男』は切なさと可笑しみに溢れてます。エロも色気があって好き。双子の成長も気になるし、社長と専務のカラミも見たいし、サリー先輩と鉄次先輩の今後もみてみたいです。

作者様買いです。絵が少し古いような気がするんですが、そこもいいんです。ストーリーが、昭和なんですが。それがいいんです。

短編集ですが、繋がっている作品があります。時系列でいくと、表題作→1話目→描き下ろしとなっています。1話目は売れっ子モデルを巡って吾朗と宏がバトルします。2話目の表題作でサリー先輩を巡って争うのですが、タイトル名になった割にサリー先輩の存在感がそこまでなくて、サリー先輩を巡って争う吾朗と宏がフォーカスされている感じでした。描き下ろしで大人になったサリー先輩が登場しますが、やはり存在感が地味でした（笑）『亭主シリーズ』はヤクザ×子持ち美容師の元恋人同士が再会するお話。こちらも良かったです。『珍奇男』だけが単話となっていて、マスコ先生の作品にしては珍しくエロシーンがほぼ無いですが、これはこれで良かったです。先生の作品はクスッと笑ったり、ちょっとホロッとしたり、かと思えば、とってもエロいシーンもあるし、キャラの描き分けも多彩なので大好きです。

なんで吉池先生の絵って上手いわけでもなくて昭和風なのに、キャラクターがイキイキしていて、それでいてドエロいの！？全体的にギャグ色強いのに、絵の綺麗な作家さんよりエロい！なぜだ！ガチムチだろうがオジサマだろうがヤンキーだろうが、吉池先生の手にかかれば、可愛くてドエロに変身します。なぜだ！１０００冊以上のＢＬ読んでますが、エロを描かせたら私的にはランキング上位に入る作家さんと思ってます(笑)

読み込むほどに発見があって面白いですね。そしてキャラがかわいい。社長の扱いがツボでした。コマ外にあるちっさい文字がスマホだと読みづらいんですけど、そこも楽しいのでスルーしないで読んでほしい！描き込まれてないカップルの日常も読んでみたいな。鉄次先輩が気になる…。

安定の面白さですね。作者買いです。コマの細部にあるボケがたまにツボ。何て事ない日常だけど、この人の世界観が好き。