レビュー一覧

大人気・浅見光彦シリーズのコミック版。文字ではわかりにくい旅先の景色等が絵で表現され、旅情を感じ取れるのがコミックの良い所。佐用姫伝説殺人事件は佐賀の唐津を舞台に連続殺人の謎を追う。唐津焼や焼物の世界の確執をテーマにした作品。焼き物の世界は古いしきたりや悪質な伝統がまだまだ生きているらしい。それを光彦が追及していく。

原作と比べてイメージが違う感じがしたのと、あっさりとしてしまっているのが残念でした。

絵がきれいで読みやすかったです。犯人の告白はアッサリしていて物足りなかったかな。

コンパクトにまとめられて面白かった。このドラマを見て思うのは、警察関係者でもない主人公に、何故皆、ペラペラと喋るんだろうと。光彦さんも毎回警察のご厄介になってのダメンズぶりなので、少し飽きてきます。

最後まで飽きずに読めました。100pで十分楽しめます。

以前ドラマでも見たことのあるお話でした。ページ数も少ないため、コンパクトにまとめられているなあと思いました。良かれと思ってやったことが、裏切られて何とかしなければと思い殺してしまった犯人と犯人を守ろうとして新たに犯罪を犯してしまった恋人と父親の悲しいお話でした…