レビュー一覧

少し設定が奇想天外で気持ち悪い様な気がしますが、読み進めると恋の切なさやギャグ漫画的な面白要素を感じる作品。あまり引っぱり過ぎる事無く、様々なナゾが解決しキチンと3巻で終わったのも評価出来る。

「花吐き病」の元ネタがこの漫画であることを知り、試しに一巻を読んでみたところ、あまりの面白さにあれよあれよと全巻読破してしまいました。この作家さん特有の生き生きとした線がとても魅力的で、特に女性や動物の皮膚感の表現は素晴らしいです。花を吐くシーンが無音でストップモーションなのも、花が生きて身体から吐き出されてくる生々しさがあって嘔吐シーンなのに美しいんですよね。吐いてる本人は涙目で苦しそうなんですけども。登場人物がたとえ悪者であっても憎めないキャラクターになっているのは、作家さんの人間性なのかもしれません。オチもちゃんとしていて読後感もスッキリ。

人物が魅力的。花吐き病という設定が面白い。サクサク読める。幽霊は蛇足かなと思ったので星四つにさせて頂きました。

恋をして花を吐くというとっかかりはすごく良かったですが話が別の方へずれた感もあります。せっかく綺麗なお花の絵なのに、ゲロ花とかよんじゃうのが勿体ない…絵も独特。お花の絵はきれい。そんな印象です。一回読んで終わりかなぁ〜

面白かったけど、最後まで借りなくてもよかったかなーという感じ。最後があまり納得のいかない終わり方だったので。もっと奇想天外に終わってほしかったなぁ。ちょっと綺麗にさらっと行き過ぎ。あと、もっと花吐きの確信に迫って欲しかった。

綺麗な絵ですが目の描き方とかちょっと好きになれませんでした。個性的な人々が織りなす独特の世界で面白く読めます。

耽美的な作品を描かれる作者さんです。中々理解するのが難しかったです。

登場人物の描き分けがきちんとされていて良かったです。キャラ分けも、魅力的なひとがいて、彼らがどうなるのか気になって続きを買いました。花吐き病、有名なネタになっていますが、元ネタのこの漫画を読んでおくのも良いと思います。展開が少し唐突な気がしますが、波長が合えばとても面白いかと。私は好きです。

面白いけど、ストーリーがごちゃごちゃしてる。花を吐くシーン少なく美しい病気だということが絵で伝わらない。舞台の世界に花吐病という病気があればいいのであって幽霊は必要無いのではないかと思う。

病気とか幽霊とかの設定だけでなく魅力的な登場人物が沢山いたので興味深く読めました