レビュー一覧

1冊まるごと表題作で、ページ数もそこそこあるのに、読み終わって何となく物足りなさを感じました。これだけ読んで、プロローグを見ただけのような感じが･･と思っていたら、これ続き物なんですね！まだこの先が連載中みたいです。この1冊は特に盛り上がることなく淡々と話が進んでいきます。続き物だと分かってれば、まとめて借りたかったなぁ。あと個人的な意見なのでしょうが、受けが攻めを「君（きみ）」と呼ぶのに違和感を感じました。今時の高校生〜大学生の男の子が、友達を呼ぶとき君（きみ）って呼ぶかなぁ？普通お前とか名前じゃない？？ちょっと不思議･･。本番もありません。正直これだけでは☆３なのですが、絵はキレイだし、お話の流れ穏やかで好きなので、今後に期待をこめて☆４です。

2巻が出るのを心待ちにしてました！1巻では若さゆえに素直になれず気持ちのすれ違いで離れてしまった二人が甘酸っぱくて切なくて、再会してやっと気持ちが繋がってこれからというプロローグ的なお話だったので。続いて2巻では昔は強引な俺様だった攻が一度失って慎重になってすっかりヘタレにwちょっとヤキモキしたけどでも好きな相手限定でヘタレになる攻キライじゃない。その分、健気だった受は積極的になりお色気全開wでも1巻から通して直接的な局部描写とかはなく、表情とか雰囲気で魅せるタイプでセリフも色っぽい。ところで単行本の表紙はポップな感じでそれはそれでいいんですが、個人的には口絵のカラーとか雑誌の表紙の方が繊細な雰囲気が話にも合ってて好みだったなー。なんだかんだお互いにベタ惚れな2人。末永く幸せになってほしい。もう少し掘り下げて描いてほしいところもあったけど見せ方とか絵がすごく好みだし、できればまた番外編などで読みたい作品なので☆5

様子見で借りましたが、よかったです。俺様攻めが、美人受けを傷つけてまた再開する…美人受けを傷つけて失った時に自分の気持ちに気づきます。話自体は、プラトニックなので色っぽいシーンはあまりないですが（最後までしてません）、受けに雰囲気があって色っぽい。作者さんの腕ですね。二人を繋ぐミサンガを受けが攻めに渡しますが、受けの願いは明かされてませんが、きっと攻めと一緒だったんだろうな。話の作り方と絵も綺麗でよかったです。二人のイチャイチャぶりを見たかった…ので、☆マイナス1で。

２巻まで一気に読んでの感想です。紹介にある通り、学生時代の迂闊な言動でぎくしゃくしてしまった二人のお話で、１巻が過去の経緯〜再会・成就までで、２巻がすれ違いつつも甘々になるまでといった感じです。話の進め方は悪くないんですが、受の心情が１巻ではあまり描かれていないため、なんで二人が元サヤに収まったのかが全く理解出来ずモヤモヤしました。まぁ結果的には次巻でちょっとスッキリしたのですが、受の心理描写が先にあったほうがバランス良かったかなぁと思いました。評価は厳しめですが、王道でエロありなので好きな人は好きかもしれません。

再会もの。受けが良い意味で大人になっていて、読んでいて面白かった。一途なんだけど、ちょっと飄々としたところがあるのがツボでした。ありがちなお話でしたが、それでも楽しめました。絵も綺麗でしたが、個性はあまりなかったかな。

随分昔に借りて読んだのだけど、うん年越しに続きがあることを知った…！てっきり一巻完結だと思っていたわ…。ようやく最後まで読みました。とてもいいお話でした…。。

二冊まるっと表題作なのでストーリーもしっかりだし、良かったです。。高校生の頃の些細なすれ違いから離れてしまったふたりが再会して関係を修復していく過程も丁寧にかかれてたし、二人のキャラクターも良かったです。

前から気にはなっていたのですが読めておらず、今回キャンペーンでしたので購入してみました。つまらない訳では無いですが、特別面白い訳でもなく。正直2巻目や続編を読むか悩んでいます。

親友以上恋人未満の部活仲間を傷つけ、謝罪の機会も得られぬままかけがえのない存在との離別を経験した大学陸上部員は、自分の所業を後悔し続けているんですよね。思い人がかつて打ち込んでいた棒高跳びに唯一、彼とのつながりを見ているなど、恋心をこじらせている攻め様です。遠い空の下にいるはずの友人を偶然見かけて、共に時間を過ごすチャンスが巡ってきたら、舞い上がってしまうのも無理もないワケで。数年ぶりに愛しい者を目の前にしてどの様に、失った時間を戻して相手と向き合い関係性を築いていくのか？というあたりを見守っていく王道のラブストーリーです。１巻は攻め、２巻は受けの目線で物語が進むスタイル。シリアス目なトーンの中に、甘さと切なさが詰まっていました。

お互いかけがいのない相手だけど昔傷つけた傷が抜けない棘のよう。